第七話 ーゲームスタートー
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席官になりたいわけじゃない。
死神としての名誉が欲しいわけじゃない。
ただ、愛する湖娘ちゃんと一緒にいたい。
ただ、湖娘ちゃんのそばで笑っていたい。
彼女の笑顔を守りたい。
彼女の幸せを護りたい。
だから、彼女を苦しめるものを排除しなければいけない。
だから、彼女を虐める隊長を処分しなければいけない…
新炉の視線は、亜莉亜の背中を捕らえている。
今ならいけるか?
斬魄刀を差していない隊長なら殺れるか?
この手に持つ刃で、彼女の命を絶てるか?
亜莉亜が一歩進むたびに、空色の長い髪の毛が揺れる。
…いや、駄目だ。
仮にも”隊長”だ。
起きている間を狙うのは不可能だ。
じゃあ、いつだ?
いつならいいんだ?
いや、待て。待つんだ。
俺は何のためにここに来ているんだ?
そう、そうだ。
隊長の隙をつくためだ。
まだ焦るんじゃない。
新「きっとチャンスがある…」
冬「何の事だ」
気がつけば、新炉の背後には冬獅郎の姿が。
新「ひっ!日番谷隊長、お早うございます。」
脇差を見られたかと冷や汗を流すが、幸いにも新炉が立っていたのはふすまの陰だったため、冬獅郎は新炉の脇差に気づいていないようだ。
冬「確かお前は、吉沢の取り巻きでありながら、現世行きを志願したそうだな。席官になるため。……そのチャンスか?」
皮肉にも、冬獅郎の言葉が新炉に逃げ道を作ってしまう。
新「そうなんです!!隊長と一緒に過ごしていたら、少しは自分の良さをアピールできるチャンスがあると思いまして…」
冬「どうしてそこまで席官にこだわる。」
新「!……自分の存在を認めてほしいから。です。」
咄嗟に出た言葉だったが、あながち間違いではない。
正確には、湖娘に存在を認めてほしいのだが。
死神としての名誉が欲しいわけじゃない。
ただ、愛する湖娘ちゃんと一緒にいたい。
ただ、湖娘ちゃんのそばで笑っていたい。
彼女の笑顔を守りたい。
彼女の幸せを護りたい。
だから、彼女を苦しめるものを排除しなければいけない。
だから、彼女を虐める隊長を処分しなければいけない…
新炉の視線は、亜莉亜の背中を捕らえている。
今ならいけるか?
斬魄刀を差していない隊長なら殺れるか?
この手に持つ刃で、彼女の命を絶てるか?
亜莉亜が一歩進むたびに、空色の長い髪の毛が揺れる。
…いや、駄目だ。
仮にも”隊長”だ。
起きている間を狙うのは不可能だ。
じゃあ、いつだ?
いつならいいんだ?
いや、待て。待つんだ。
俺は何のためにここに来ているんだ?
そう、そうだ。
隊長の隙をつくためだ。
まだ焦るんじゃない。
新「きっとチャンスがある…」
冬「何の事だ」
気がつけば、新炉の背後には冬獅郎の姿が。
新「ひっ!日番谷隊長、お早うございます。」
脇差を見られたかと冷や汗を流すが、幸いにも新炉が立っていたのはふすまの陰だったため、冬獅郎は新炉の脇差に気づいていないようだ。
冬「確かお前は、吉沢の取り巻きでありながら、現世行きを志願したそうだな。席官になるため。……そのチャンスか?」
皮肉にも、冬獅郎の言葉が新炉に逃げ道を作ってしまう。
新「そうなんです!!隊長と一緒に過ごしていたら、少しは自分の良さをアピールできるチャンスがあると思いまして…」
冬「どうしてそこまで席官にこだわる。」
新「!……自分の存在を認めてほしいから。です。」
咄嗟に出た言葉だったが、あながち間違いではない。
正確には、湖娘に存在を認めてほしいのだが。