第六話 ー迷子ー
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夜「生き返らせた、か。敵の能力が一切分かっておらぬ以上は、その可能性も高いのう…」
『そういうわけだ。しばらくここに置いておいてもいいだろうか?』
喜「アタシは構いませんけど…」
そこまで口にした喜助は、叉夜のもとにしゃがみ、目線を合わせた。
喜「お願いですから、アタシのことは”喜助お兄ちゃん”でお願いしますね。」
叉「わかった~!」
元気よく返事をする叉夜に、喜助は安堵する。
夜「そういえば、珍しく疲れているようじゃの、亜莉亜。」
思い出したように夜一が話す。
『ここに着くまでの間、さんざん振り回されてきたんだ。』
深いため息をつきなが亜莉亜は答える。
夜「いくら子供の扱いが得意な亜莉亜でも、流石に小さすぎて扱えなかったか?」
『得意なわけじゃない。』
そんなこんなで、亜莉亜と夜一が和やかに話をしていると、叉夜が大きなあくびをする。
喜「叉夜ちゃんはもうお休みの時間っすよね。お部屋、どうします?」
夜「わしの所で良かろう?亜莉亜たちは既に相部屋の予定じゃからの。」
夜一が申し出る。
『夜一、すまないな。』
夜「なあに。わしとて、子供の扱いには慣れておる」
そう言い切る夜一。
一瞬疑問を浮かべる亜莉亜だったが、本人がそう言っているのならと、気にしないことにした。
スーッ
突然奥のふすまが開く。
『日番谷か。まだ寝てなかったのか?』
冬「…幼児扱いすんな。」
『……誰も早く寝るのが幼児だとは言ってないだろ。』
冬「ったく、うるさくて眠れねぇよ。ところでそのガキは?」
『見回りの途中で拾ったんだ。いろいろと可笑しなことがあるから調べようと思ってな。…おそらくヤツに関係してる』
冬「……神影、その傷はどうしたんだ」
亜莉亜の頬を見て、驚く冬獅郎。
『これか?』
亜莉亜は、先ほどあったことを冬獅郎に話した。
冬「そう、だったのか。──神影。」
『何だ?』
冬「気をつけろ。もしかしたら、またお前が目的かもしれない。」
喜「!」
冬獅郎のその言葉に、喜助の肩が少し揺れる。
『大丈夫だ。たとえ私が目的だとしても、返り討ちにするだけ。だから、心配するな。』
冬「……」
喜「……」
依然、心配そうにしている二人。
『そういうわけだ。しばらくここに置いておいてもいいだろうか?』
喜「アタシは構いませんけど…」
そこまで口にした喜助は、叉夜のもとにしゃがみ、目線を合わせた。
喜「お願いですから、アタシのことは”喜助お兄ちゃん”でお願いしますね。」
叉「わかった~!」
元気よく返事をする叉夜に、喜助は安堵する。
夜「そういえば、珍しく疲れているようじゃの、亜莉亜。」
思い出したように夜一が話す。
『ここに着くまでの間、さんざん振り回されてきたんだ。』
深いため息をつきなが亜莉亜は答える。
夜「いくら子供の扱いが得意な亜莉亜でも、流石に小さすぎて扱えなかったか?」
『得意なわけじゃない。』
そんなこんなで、亜莉亜と夜一が和やかに話をしていると、叉夜が大きなあくびをする。
喜「叉夜ちゃんはもうお休みの時間っすよね。お部屋、どうします?」
夜「わしの所で良かろう?亜莉亜たちは既に相部屋の予定じゃからの。」
夜一が申し出る。
『夜一、すまないな。』
夜「なあに。わしとて、子供の扱いには慣れておる」
そう言い切る夜一。
一瞬疑問を浮かべる亜莉亜だったが、本人がそう言っているのならと、気にしないことにした。
スーッ
突然奥のふすまが開く。
『日番谷か。まだ寝てなかったのか?』
冬「…幼児扱いすんな。」
『……誰も早く寝るのが幼児だとは言ってないだろ。』
冬「ったく、うるさくて眠れねぇよ。ところでそのガキは?」
『見回りの途中で拾ったんだ。いろいろと可笑しなことがあるから調べようと思ってな。…おそらくヤツに関係してる』
冬「……神影、その傷はどうしたんだ」
亜莉亜の頬を見て、驚く冬獅郎。
『これか?』
亜莉亜は、先ほどあったことを冬獅郎に話した。
冬「そう、だったのか。──神影。」
『何だ?』
冬「気をつけろ。もしかしたら、またお前が目的かもしれない。」
喜「!」
冬獅郎のその言葉に、喜助の肩が少し揺れる。
『大丈夫だ。たとえ私が目的だとしても、返り討ちにするだけ。だから、心配するな。』
冬「……」
喜「……」
依然、心配そうにしている二人。
今はまだ、誰も真実を知らない