第六話 ー迷子ー
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喜「亜莉亜サン!?」
掴趾追雀を空座町やその周辺一帯に仕込み、浦原商店に帰ってきた亜莉亜。
だが、玄関を開けたとたん、亜莉亜の姿を見た喜助が悲痛な叫びをあげた。
『どうかしたか?』
喜「そそその傷は…っ!」
『あぁ、これか。』
亜莉亜は自分の頬に静かに手を添えた。
血がこびりついている感覚がする。
『奴が出た。』
喜「そんなことはどうでもいいですから、早く手当てをして下サイ!!」
『どうでもよくないだろ。……えっ!』
喜助が亜莉亜の腕をつかみ、中へと引きずり込む。
『私の手当てより、まずは』
喜「手当てっス。」
『!?だから…』
そうこうしている間に、喜助が亜莉亜の頬の傷の手当を済ます。
喜「…ハイ。完了です。」
『…気が済んだか。』
満面の笑みで、手当てが終わったことを報告する喜助。
亜莉亜は少し呆れたような顔をしつつ、本題について話し始めた。
喜「つまり、掴趾追雀にも敵が引っかからない可能性が高い。そして、敵はなかなか強いってことですか?」
亜莉亜が頷く。
『だが、さっきので霊子が採れただろう?…できれば、それを使って、専用のレーダーを作ってもらいたいんだ。』
喜「あらら…ちゃっかり亜莉亜サンの傷から霊子採ってたの、分かってたんですね。もちろんっスよ。既に霊子の解析は始めてます。」
『いつもと変わらず、仕事が早いな。』
亜莉亜の言葉に、喜助が嬉しそうに微笑む。
掴趾追雀を空座町やその周辺一帯に仕込み、浦原商店に帰ってきた亜莉亜。
だが、玄関を開けたとたん、亜莉亜の姿を見た喜助が悲痛な叫びをあげた。
『どうかしたか?』
喜「そそその傷は…っ!」
『あぁ、これか。』
亜莉亜は自分の頬に静かに手を添えた。
血がこびりついている感覚がする。
『奴が出た。』
喜「そんなことはどうでもいいですから、早く手当てをして下サイ!!」
『どうでもよくないだろ。……えっ!』
喜助が亜莉亜の腕をつかみ、中へと引きずり込む。
『私の手当てより、まずは』
喜「手当てっス。」
『!?だから…』
そうこうしている間に、喜助が亜莉亜の頬の傷の手当を済ます。
喜「…ハイ。完了です。」
『…気が済んだか。』
満面の笑みで、手当てが終わったことを報告する喜助。
亜莉亜は少し呆れたような顔をしつつ、本題について話し始めた。
喜「つまり、掴趾追雀にも敵が引っかからない可能性が高い。そして、敵はなかなか強いってことですか?」
亜莉亜が頷く。
『だが、さっきので霊子が採れただろう?…できれば、それを使って、専用のレーダーを作ってもらいたいんだ。』
喜「あらら…ちゃっかり亜莉亜サンの傷から霊子採ってたの、分かってたんですね。もちろんっスよ。既に霊子の解析は始めてます。」
『いつもと変わらず、仕事が早いな。』
亜莉亜の言葉に、喜助が嬉しそうに微笑む。