第五話 ー見えない敵ー
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『これは、術者のリスクがかなり高い方法だ。』
龍「…?」
『つまり、もし途中で失敗すれば、命の保証はない。』
龍「マジかよっ!?」
亜莉亜は深く息を吐き出した。
『だから、お前らには教えてないんだ。…龍、間違っても使うなよ。』
龍「ハ、ハイ。」
『よし。じゃ、帰るか』
龍「え」
『ほら、義骸に入れ。』
いつの間にか義骸に入った亜莉亜が龍をせかす。
龍「う゛…」
『フッ…愛しの姉が待ってるぞ。』
龍「いやぁぁあ~」
『んなこと言ったってなぁ…!』
亜莉亜が自身の後ろを向く。
『……』
龍「隊長?」
『……』
龍「なぁ隊長」
『…誰だ。』
龍「は?誰かいんのか??」
緊迫した空気を纏う亜莉亜。
だが龍には、何が起きているのかさっぱり分からない。
『…っおい!待て!!』
亜莉亜が叫ぶ。
ヒュッ
何かが亜莉亜の頬をかすめる。
『何だら、今のは』
残像までも、その目に捉えることができず、亜莉亜は困惑する。
龍「…ぃょ…隊長!!」
『!ッ…』
龍「一体どうしたっていうんだよ~…いきなり後ろ向いて動かなくなるし…」
亜莉亜の瞳に龍が映る。
『龍──今、あっちに誰かいなかったか?』
龍「?」
『誰かの視線を感じなかったか!?』
龍「べ、べつに?」
『……そうか。』
亜莉亜は目を伏せる。
龍は、様子のおかしい亜莉亜を不審に思い、顔を覗き込む。
龍「え!…それッ、血…」
龍が亜莉亜の頬を見て驚きの声をあげる。
亜莉亜の頬には細く紅い線が入っていた。
『…確かに誰かいたってことか。』
思っていたよりも奴らは強い。
こちらも本気でいかなければ……殺られる。
亜莉亜は先ほどの《誰か》について思考を巡らすのであった。
龍「…?」
『つまり、もし途中で失敗すれば、命の保証はない。』
龍「マジかよっ!?」
亜莉亜は深く息を吐き出した。
『だから、お前らには教えてないんだ。…龍、間違っても使うなよ。』
龍「ハ、ハイ。」
『よし。じゃ、帰るか』
龍「え」
『ほら、義骸に入れ。』
いつの間にか義骸に入った亜莉亜が龍をせかす。
龍「う゛…」
『フッ…愛しの姉が待ってるぞ。』
龍「いやぁぁあ~」
『んなこと言ったってなぁ…!』
亜莉亜が自身の後ろを向く。
『……』
龍「隊長?」
『……』
龍「なぁ隊長」
『…誰だ。』
龍「は?誰かいんのか??」
緊迫した空気を纏う亜莉亜。
だが龍には、何が起きているのかさっぱり分からない。
『…っおい!待て!!』
亜莉亜が叫ぶ。
ヒュッ
何かが亜莉亜の頬をかすめる。
『何だら、今のは』
残像までも、その目に捉えることができず、亜莉亜は困惑する。
龍「…ぃょ…隊長!!」
『!ッ…』
龍「一体どうしたっていうんだよ~…いきなり後ろ向いて動かなくなるし…」
亜莉亜の瞳に龍が映る。
『龍──今、あっちに誰かいなかったか?』
龍「?」
『誰かの視線を感じなかったか!?』
龍「べ、べつに?」
『……そうか。』
亜莉亜は目を伏せる。
龍は、様子のおかしい亜莉亜を不審に思い、顔を覗き込む。
龍「え!…それッ、血…」
龍が亜莉亜の頬を見て驚きの声をあげる。
亜莉亜の頬には細く紅い線が入っていた。
『…確かに誰かいたってことか。』
思っていたよりも奴らは強い。
こちらも本気でいかなければ……殺られる。
亜莉亜は先ほどの《誰か》について思考を巡らすのであった。
キミニアエルノヲ
ズットマッテイタヨ…
サアハジメヨウ。
タノシイゲームヲ
ズットマッテイタヨ…
サアハジメヨウ。
タノシイゲームヲ