第四話 ー行動開始ー
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拓「そろそろ亜莉亜も現世についたころだよね…。はぁ〜」
杏「副隊長、寂しがってないで書類やってください。」
ところ変わって、こちらは零番隊。
隊長である亜莉亜が抜けても、大して変化は無い、と思いきや、ある人物がまさに今、隊を揺るがそうとしていた。
コンコン…
湖「湖娘でぇす…拓斗副隊長、少しお時間いただけませんかぁ?」
ドアの向こうから聞こえた、甘ったるい声。
拓「もうここ開かずのドアにしようかな。──できれば開けたくないけど、開けないといけないよね。気が重い。」
カチャッ
拓斗がドアを開けると、案の定、湖娘がそわそわしながら拓斗を待っていた。
拓「…何か用?」
湖「えっ…あの…ここじゃぁ。」
拓「…何で?」
湖「あ…とにかくこっちに!!」
湖娘は拓斗の手をつかみ、零番隊の隊舎の裏に引っ張っていった。
拓「…こんなところじゃないと駄目なこと?」
湖「あ、はい。」
湖娘はしばらく視線をあちこちに泳がせてから、拓斗を上目遣いで見つめた。
湖「あのぉ…私、実は拓斗副隊長のことがぁ…」
拓「……」
湖「す…す…好きだったんですぅ!!」
拓「えぇぇ…」
湖「付き合ってもらえませんか?」
拓「……あー」
湖娘は瞳を潤わせながら、拓斗の返事を待つ。
…だが、一方の拓斗はというと、湖娘と付き合う気などさっぱり無いため、返答に困っている。
すると、それを見かねた湖娘が踏み込んだ。
湖「そぅ…そうですよね。変なこと言ってごめんなさい。副隊長は、隊長が好きなんですよねぇ…。」
拓「!?」
思いがけない湖娘の言葉に拓斗は驚きを隠せない。
だが、次の瞬間、その驚きは怒りに変わった。
湖「私を苛めてる、酷い隊長でも。」
拓斗の目が見開かれる。
杏「副隊長、寂しがってないで書類やってください。」
ところ変わって、こちらは零番隊。
隊長である亜莉亜が抜けても、大して変化は無い、と思いきや、ある人物がまさに今、隊を揺るがそうとしていた。
コンコン…
湖「湖娘でぇす…拓斗副隊長、少しお時間いただけませんかぁ?」
ドアの向こうから聞こえた、甘ったるい声。
拓「もうここ開かずのドアにしようかな。──できれば開けたくないけど、開けないといけないよね。気が重い。」
カチャッ
拓斗がドアを開けると、案の定、湖娘がそわそわしながら拓斗を待っていた。
拓「…何か用?」
湖「えっ…あの…ここじゃぁ。」
拓「…何で?」
湖「あ…とにかくこっちに!!」
湖娘は拓斗の手をつかみ、零番隊の隊舎の裏に引っ張っていった。
拓「…こんなところじゃないと駄目なこと?」
湖「あ、はい。」
湖娘はしばらく視線をあちこちに泳がせてから、拓斗を上目遣いで見つめた。
湖「あのぉ…私、実は拓斗副隊長のことがぁ…」
拓「……」
湖「す…す…好きだったんですぅ!!」
拓「えぇぇ…」
湖「付き合ってもらえませんか?」
拓「……あー」
湖娘は瞳を潤わせながら、拓斗の返事を待つ。
…だが、一方の拓斗はというと、湖娘と付き合う気などさっぱり無いため、返答に困っている。
すると、それを見かねた湖娘が踏み込んだ。
湖「そぅ…そうですよね。変なこと言ってごめんなさい。副隊長は、隊長が好きなんですよねぇ…。」
拓「!?」
思いがけない湖娘の言葉に拓斗は驚きを隠せない。
だが、次の瞬間、その驚きは怒りに変わった。
湖「私を苛めてる、酷い隊長でも。」
拓斗の目が見開かれる。