第二十七話 ー決意ー
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怜「しかし、隊長の様子がおかしかった事は零番隊全員が知っていることだ。」
といっても、今はそうでもないが。と、怜は付け加えた。
魅「なんだか、妙に周りにお礼を言ってたり、お別れみたいなことを言ってたり。みんな口には出さないけど、違和感は感じてた。」
重たい口調でそう言った魅月。
一「それって…」
怜「そうじゃないかもしれないし、そうかもしれない。だからこそ、お前に聞いているのだ。隊長を止めることができるか、と。」
怜は必死な目で一護を見た。
一「──卍解を、止めればいいんだよな。」
怜「!」
怜が視線を上げる。
一「亜莉亜は絶対に死なせねぇ!!」
一護は真っ直ぐ前を見て、決意を放った。
しまった。
少し手を抜きすぎたか?
身体中に刻まれた傷が鈍く痛む。
出血こそ大したことはないものの。
体力が奪われ、動きも重くなってきている。
このままで、卍解なんてできるのか?
どう見たって奴は弱っていない。
弱らせてから卍解しようだなんて。
完全な作戦ミスだった。
くそ、このままじゃ──
拓「亜莉亜!!」
『!?』
拓斗に呼ばれて初めて、自分に刃が迫っていたことに気づく。
『くっ…』
キィン!
咄嗟に乃雅の剣を受け止める。
乃「なんだぁ?さっきの覇気は何処に行ったんだよ。やっぱりお前は弱ぇな!!」
『戯言を──!!』
精一杯乃雅を睨む。
ふと、乃雅が刀を引いた。
刹那。
乃雅の足が亜莉亜の腹部を直撃した。
『ッ……』
乃「お嬢さんは、あっちでねんねしてな。」
体勢を崩し流魂街の方向に飛ばされていく亜莉亜に、乃雅は冷たい声で言った。
拓「亜莉亜!?」
拓斗は亜莉亜の方に向かおうとするが、その前に乃雅が立ち塞がる。
乃「行かせねぇよ。我妻の坊主!」
拓「くそっ…」
拓斗は苦悶の表情で乃雅に斬魄刀を向けた。
といっても、今はそうでもないが。と、怜は付け加えた。
魅「なんだか、妙に周りにお礼を言ってたり、お別れみたいなことを言ってたり。みんな口には出さないけど、違和感は感じてた。」
重たい口調でそう言った魅月。
一「それって…」
怜「そうじゃないかもしれないし、そうかもしれない。だからこそ、お前に聞いているのだ。隊長を止めることができるか、と。」
怜は必死な目で一護を見た。
一「──卍解を、止めればいいんだよな。」
怜「!」
怜が視線を上げる。
一「亜莉亜は絶対に死なせねぇ!!」
一護は真っ直ぐ前を見て、決意を放った。
しまった。
少し手を抜きすぎたか?
身体中に刻まれた傷が鈍く痛む。
出血こそ大したことはないものの。
体力が奪われ、動きも重くなってきている。
このままで、卍解なんてできるのか?
どう見たって奴は弱っていない。
弱らせてから卍解しようだなんて。
完全な作戦ミスだった。
くそ、このままじゃ──
拓「亜莉亜!!」
『!?』
拓斗に呼ばれて初めて、自分に刃が迫っていたことに気づく。
『くっ…』
キィン!
咄嗟に乃雅の剣を受け止める。
乃「なんだぁ?さっきの覇気は何処に行ったんだよ。やっぱりお前は弱ぇな!!」
『戯言を──!!』
精一杯乃雅を睨む。
ふと、乃雅が刀を引いた。
刹那。
乃雅の足が亜莉亜の腹部を直撃した。
『ッ……』
乃「お嬢さんは、あっちでねんねしてな。」
体勢を崩し流魂街の方向に飛ばされていく亜莉亜に、乃雅は冷たい声で言った。
拓「亜莉亜!?」
拓斗は亜莉亜の方に向かおうとするが、その前に乃雅が立ち塞がる。
乃「行かせねぇよ。我妻の坊主!」
拓「くそっ…」
拓斗は苦悶の表情で乃雅に斬魄刀を向けた。