第二十六話 ー戦闘開始ー
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とはいえ、まともに虚の相手をしているのは杏樹だけだ。
龍は、気まぐれで虚を数体斬ってみたり、杏樹を茶化してみたりと、自由気ままに動いている。
杏「ちょっと龍!あんた、暇なんだったら虚倒すの手伝ってよ!」
しびれを切らした杏樹が叫ぶ。
龍「やだよ!俺も、隊長たちみたいにでっけぇ敵と戦いたいんだよぉ!」
龍はぷうっと口を膨らませている。
そうしているうちにも、杏樹は数体の虚を片付けている。
龍「だいたい、何で俺らの敵はこんな雑魚ばっかりなんだよ!」
杏「その雑魚の相手もできないって言う、あんたはどうなのよっ!」
「なら私たちがお相手いたしましょうか。」
杏「!?」
どこかで聞いたことのある声が響き、杏樹は目を見開いた。
辺りは、水を打ったように静まる。
龍「お前らは!!」
「よく覚えてたなぁ。お前は特に馬鹿だったから、てっきり忘れちまっただろうと」
金髪を逆立てた男がニヤリと笑う。
「マンモン、余計なお喋りは控えなさい。私たちはあのお方のため死力を尽くすのみ。」
金髪男を制する、灰色の髪の男。
マ「チッ…!俺はどうしてもてめぇが苦手みたいだ、ルシファー。」
そう、杏樹たちの前に現れたのは、以前現世で零番隊と張り合ったこともある、大罪の名を持つ彼らだったのだ。
しかし、以前のように彼らはマントで身を隠してはいなかった。
七人それぞれが個性的な服に身を包み、一人一人の存在を強調している。
杏「何で、あんたたちが……」
隊長の話によると、彼らは乃雅に吸収されたはず。
どうして、このようなところにいるのだろうか?
とにかく、油断はできない。
杏樹は表情を引き締めた。
ル「随分驚かれたようですね。まあ無理もない。あのお方のすることが、あなた方低能な死神に分かるはずもない。」
龍「んだと!?」
杏「龍!」
杏樹に制され、不満そうに口を閉じる龍。
龍は、気まぐれで虚を数体斬ってみたり、杏樹を茶化してみたりと、自由気ままに動いている。
杏「ちょっと龍!あんた、暇なんだったら虚倒すの手伝ってよ!」
しびれを切らした杏樹が叫ぶ。
龍「やだよ!俺も、隊長たちみたいにでっけぇ敵と戦いたいんだよぉ!」
龍はぷうっと口を膨らませている。
そうしているうちにも、杏樹は数体の虚を片付けている。
龍「だいたい、何で俺らの敵はこんな雑魚ばっかりなんだよ!」
杏「その雑魚の相手もできないって言う、あんたはどうなのよっ!」
「なら私たちがお相手いたしましょうか。」
杏「!?」
どこかで聞いたことのある声が響き、杏樹は目を見開いた。
辺りは、水を打ったように静まる。
龍「お前らは!!」
「よく覚えてたなぁ。お前は特に馬鹿だったから、てっきり忘れちまっただろうと」
金髪を逆立てた男がニヤリと笑う。
「マンモン、余計なお喋りは控えなさい。私たちはあのお方のため死力を尽くすのみ。」
金髪男を制する、灰色の髪の男。
マ「チッ…!俺はどうしてもてめぇが苦手みたいだ、ルシファー。」
そう、杏樹たちの前に現れたのは、以前現世で零番隊と張り合ったこともある、大罪の名を持つ彼らだったのだ。
しかし、以前のように彼らはマントで身を隠してはいなかった。
七人それぞれが個性的な服に身を包み、一人一人の存在を強調している。
杏「何で、あんたたちが……」
隊長の話によると、彼らは乃雅に吸収されたはず。
どうして、このようなところにいるのだろうか?
とにかく、油断はできない。
杏樹は表情を引き締めた。
ル「随分驚かれたようですね。まあ無理もない。あのお方のすることが、あなた方低能な死神に分かるはずもない。」
龍「んだと!?」
杏「龍!」
杏樹に制され、不満そうに口を閉じる龍。