第十七話 ー夢ー
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乱「だってそうじゃない!綺麗なかんざしさしてて、着流しとはいえ良いのを着てるし…」
恋「それは…」
納得してしまったのか、阿散井は口を閉ざした。
七「とっ、とにかく!神影隊長はどうしてこのような場所へ?お休みになられたのではなかったのですか?」
『それがな──』
私は、経緯を話した。
イ「つまり今から、たったお一人で、あの大霊書回廊の資料を全て確認しに行かれる、ということですか?」
『まあ、な……』
簡単なことではないと分かってはいたが、いざ、そう言われてみると、かなり無謀なことである気がしてきた。
『少しでも早く敵の場所を特定したいんだ。じっと待ってなんていられない。』
私は目を伏せた。
いくら無謀だろうと、わずかでも情報が得られる可能性があるのなら、その可能性に賭けなければ。
七「お話はよく分かりました。」
『……』
七「それなら、私たちにも、お手伝いをさせてください。」
伊勢の申し出に、驚いて顔を上げる。
『ただの夢かもしれない。お前らを巻き込む訳には──』
私は静かに首を振った。
修「流石に手伝わせて下さい。お願いします。」
イ「話を聞いた以上は、知らないふりなんて出来ませんよ。」
恋「それに、人手は多い方がいいですよ。」
『しかし──』
駄目なものは駄目だ、と、言葉を続けようとした私を、伊勢の声が遮った。
七「神影隊長、私はたちは好きで手伝うんです。いくら隊長が駄目だとおっしゃってもやめる気はありませんから。」
はっきりと言い切った伊勢を見て、私は息をついた。
『ありがとう。』
それぞれの顔に、笑みが広がる。
乱菊以外は、だが。
七「乱菊さん、寝てしまいましたね。」
『あれだけ酔っぱらっていたんだ。仕方ないだろう。』
乱菊はいつの間にか、修平に背負われてスヤスヤと眠っている。
恋「それは…」
納得してしまったのか、阿散井は口を閉ざした。
七「とっ、とにかく!神影隊長はどうしてこのような場所へ?お休みになられたのではなかったのですか?」
『それがな──』
私は、経緯を話した。
イ「つまり今から、たったお一人で、あの大霊書回廊の資料を全て確認しに行かれる、ということですか?」
『まあ、な……』
簡単なことではないと分かってはいたが、いざ、そう言われてみると、かなり無謀なことである気がしてきた。
『少しでも早く敵の場所を特定したいんだ。じっと待ってなんていられない。』
私は目を伏せた。
いくら無謀だろうと、わずかでも情報が得られる可能性があるのなら、その可能性に賭けなければ。
七「お話はよく分かりました。」
『……』
七「それなら、私たちにも、お手伝いをさせてください。」
伊勢の申し出に、驚いて顔を上げる。
『ただの夢かもしれない。お前らを巻き込む訳には──』
私は静かに首を振った。
修「流石に手伝わせて下さい。お願いします。」
イ「話を聞いた以上は、知らないふりなんて出来ませんよ。」
恋「それに、人手は多い方がいいですよ。」
『しかし──』
駄目なものは駄目だ、と、言葉を続けようとした私を、伊勢の声が遮った。
七「神影隊長、私はたちは好きで手伝うんです。いくら隊長が駄目だとおっしゃってもやめる気はありませんから。」
はっきりと言い切った伊勢を見て、私は息をついた。
『ありがとう。』
それぞれの顔に、笑みが広がる。
乱菊以外は、だが。
七「乱菊さん、寝てしまいましたね。」
『あれだけ酔っぱらっていたんだ。仕方ないだろう。』
乱菊はいつの間にか、修平に背負われてスヤスヤと眠っている。