第十七話 ー夢ー
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着流し一枚のまま部屋を出ようとして、ふとあることに気づいた。
亜莉亜の目に、部屋の隅に立て掛けていた自らの斬魄刀が映る。
持っていこうか?
そんな考えが頭をよぎる。
だが、私はのばしかけた手を引いた。
大霊書回廊に斬魄刀を持っていく必要はない。
そう判断し、そのまま屋敷を出た。
丑三つ時というやつなのか、辺りには深く冷たい闇が広がっている。
普通の女性隊員なら、怖くて仕方がないであろうが、残念ながら私は一切怖くない。
むしろ大歓迎だ。
気が鎮まって心地よい。
斬魄刀の能力に象徴されるように、私は深い闇が好きだった。
ふいに前方に数人の人影が見えた。
こんな時間に一体誰だ?
不審に思い、耳を澄ましてみると、話し声が聞こえてきた。
「やぁ~もう飲めないわぁ~」
「調子にのって飲みすぎるからいけないんですよ。」
「明日は二日酔い決定だな」
「先輩はまだいいっすよね。俺なんか、仕事休んだりしたら隊長に殺されますって。」
「あらぁ?あたしんとこは隊長はすっごく優しいんだから。きっと許してくれるわぁ~ね、七緒。」
七「許したことはないんじゃないですか?乱菊さんが勝手にサボってるだけで。」
…なんだ、あいつらか。
亜莉亜は安心した反面、呆れた。
松本乱菊、吉良イヅル、檜佐木修平、阿散井恋次、そして伊勢七緒。
恐らく松本が中心になって、飲みに行った…行かされたのだろう。
少し進むと、伊勢がこちらに気づいた。
七「…神影隊長、ですよね?」
その声で私に気づいたらしい他のメンバーが、私に注目した。
『他の誰に見えるんだ?』
七「い、いえ…!申し訳ありません。いつもとは少し違う感じがしたので…」
伊勢の言葉に、私は首をかしげる。
乱「髪の毛と服ですよぉ!神影隊長かわうぃっ〜!」
恋「ちょっ…松本副隊長!?」
亜莉亜の目に、部屋の隅に立て掛けていた自らの斬魄刀が映る。
持っていこうか?
そんな考えが頭をよぎる。
だが、私はのばしかけた手を引いた。
大霊書回廊に斬魄刀を持っていく必要はない。
そう判断し、そのまま屋敷を出た。
丑三つ時というやつなのか、辺りには深く冷たい闇が広がっている。
普通の女性隊員なら、怖くて仕方がないであろうが、残念ながら私は一切怖くない。
むしろ大歓迎だ。
気が鎮まって心地よい。
斬魄刀の能力に象徴されるように、私は深い闇が好きだった。
ふいに前方に数人の人影が見えた。
こんな時間に一体誰だ?
不審に思い、耳を澄ましてみると、話し声が聞こえてきた。
「やぁ~もう飲めないわぁ~」
「調子にのって飲みすぎるからいけないんですよ。」
「明日は二日酔い決定だな」
「先輩はまだいいっすよね。俺なんか、仕事休んだりしたら隊長に殺されますって。」
「あらぁ?あたしんとこは隊長はすっごく優しいんだから。きっと許してくれるわぁ~ね、七緒。」
七「許したことはないんじゃないですか?乱菊さんが勝手にサボってるだけで。」
…なんだ、あいつらか。
亜莉亜は安心した反面、呆れた。
松本乱菊、吉良イヅル、檜佐木修平、阿散井恋次、そして伊勢七緒。
恐らく松本が中心になって、飲みに行った…行かされたのだろう。
少し進むと、伊勢がこちらに気づいた。
七「…神影隊長、ですよね?」
その声で私に気づいたらしい他のメンバーが、私に注目した。
『他の誰に見えるんだ?』
七「い、いえ…!申し訳ありません。いつもとは少し違う感じがしたので…」
伊勢の言葉に、私は首をかしげる。
乱「髪の毛と服ですよぉ!神影隊長かわうぃっ〜!」
恋「ちょっ…松本副隊長!?」