第十四話 ー犯人ー
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亜莉亜は厳しい表情を崩さない。
龍「黙ってないで何か言ってくれよ!」
『私は──そんなに弱っちい奴等を、この零番隊に入れた覚えはない。今、ここにいるやつは全て、私が自分の手で選抜した、全てを託せる仲間だ。大切じゃない訳が無いだろう』
龍「じゃあ、何で──?」
辺りを見回し、一息をついてから亜莉亜は話し始めた。
『迷いがあれば、人はその分弱くなる。たった一度の襲撃で心を痛めてるようなら、そいつは絶対に最後まで生き残れない。敵は強く、一番に狙われているのはこの零番隊。』
龍「……」
『命が惜しくなったやつや、不安なやつは他の隊で優しくしてもらえば良い。本人のためにもな。──この隊に必要なのは、この零番隊と瀞霊廷に命をかけられる隊員だ。』
隊「隊長…」
隊「…っ」
『嫌なやつは出ていっていいぞ。私は何も咎めない。こんな状況だからな。出ていきたい者はいるか?』
静寂が広がるなか、一人の隊員が立ち上がった。
隊「隊長」
『何だ。」
注目を集めながら、その隊員は亜莉亜に向かって、勢いよく頭を下げた。
隊「隊長、申し訳ありませんでした!!…… 俺、間違ってました。まだ、やれます!これからも、隊長の元で働かせてください!!」
龍「黙ってないで何か言ってくれよ!」
『私は──そんなに弱っちい奴等を、この零番隊に入れた覚えはない。今、ここにいるやつは全て、私が自分の手で選抜した、全てを託せる仲間だ。大切じゃない訳が無いだろう』
龍「じゃあ、何で──?」
辺りを見回し、一息をついてから亜莉亜は話し始めた。
『迷いがあれば、人はその分弱くなる。たった一度の襲撃で心を痛めてるようなら、そいつは絶対に最後まで生き残れない。敵は強く、一番に狙われているのはこの零番隊。』
龍「……」
『命が惜しくなったやつや、不安なやつは他の隊で優しくしてもらえば良い。本人のためにもな。──この隊に必要なのは、この零番隊と瀞霊廷に命をかけられる隊員だ。』
隊「隊長…」
隊「…っ」
『嫌なやつは出ていっていいぞ。私は何も咎めない。こんな状況だからな。出ていきたい者はいるか?』
静寂が広がるなか、一人の隊員が立ち上がった。
隊「隊長」
『何だ。」
注目を集めながら、その隊員は亜莉亜に向かって、勢いよく頭を下げた。
隊「隊長、申し訳ありませんでした!!…… 俺、間違ってました。まだ、やれます!これからも、隊長の元で働かせてください!!」