第十三話 ー疑惑ー
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『私はただ単に質問をしているだけだ。そこまで騒がないでくれ』
口調を戻し、真面目に話す亜莉亜。
『で、どうなんだ?まさか、言えない理由でも?』
桃「なっ!」
魅「昨日は少々疲れてしまって、自室で休んでいました。それだけですが?」
『なるほど。──では、なぜ華紅彌隊長の体から血の匂いがするんだろうな』
京「まさか…!」
魅「それは──今朝がた刀の手入れをしたときに、手を滑らせて少々怪我をしてしまったからですわ。」
『傷跡は無いようだが?』
魅「すぐに鬼道を使って治療しましたから…」
『そうか。なら、今ここに斬魄刀を持ってきていない理由は?』
魅「…うっかりしていただけですわ。途中で気付きましたが、隊首会で必要になることなんて、ありませんでしょう?ですから、そのまま置いてきたのです」
『──分かった。無駄な時間を費やせてしまい、すまなかった。……山じい、終わってくれ。』
山「これで隊首会を終了する。各自、隊に戻られよ。」
桃「魅月隊長、早く行きましょう!」
魅「ええ…」
魅月と桃が部屋を出たその瞬間、亜莉亜の纏う空気が変わり、苛立ちをあらわにした。
口調を戻し、真面目に話す亜莉亜。
『で、どうなんだ?まさか、言えない理由でも?』
桃「なっ!」
魅「昨日は少々疲れてしまって、自室で休んでいました。それだけですが?」
『なるほど。──では、なぜ華紅彌隊長の体から血の匂いがするんだろうな』
京「まさか…!」
魅「それは──今朝がた刀の手入れをしたときに、手を滑らせて少々怪我をしてしまったからですわ。」
『傷跡は無いようだが?』
魅「すぐに鬼道を使って治療しましたから…」
『そうか。なら、今ここに斬魄刀を持ってきていない理由は?』
魅「…うっかりしていただけですわ。途中で気付きましたが、隊首会で必要になることなんて、ありませんでしょう?ですから、そのまま置いてきたのです」
『──分かった。無駄な時間を費やせてしまい、すまなかった。……山じい、終わってくれ。』
山「これで隊首会を終了する。各自、隊に戻られよ。」
桃「魅月隊長、早く行きましょう!」
魅「ええ…」
魅月と桃が部屋を出たその瞬間、亜莉亜の纏う空気が変わり、苛立ちをあらわにした。