第十二話 ー宴ー
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静まりかえった零番隊。
放心状態になっている隊員たち。
『──おい、早く負傷者の確認と手当を急げ!』
隊「は、はい!」
隊「急げ!」
隊「灯りをつけろ!」
隊「四番隊に連絡を!」
隊「大丈夫?聞こえる?」
亜莉亜の声で我にかえった隊員たちが負傷者を最優先に動き出す。
拓「亜莉亜、怪我…」
『私はいい。大したことない。他の負傷者を頼む。』
拓「しょうがないなぁ。大人しくしててね?」
拓斗が他の負傷者の所に行ったのを感じ、亜莉亜は近くに倒れている杏樹のもとにかがみこんだ。
『杏樹、聞こえるか?』
杏「…っ…隊長…すみません、応戦もできなくて」
『いい、大丈夫だ。もうすぐ四番隊も着く。じっとしていろ。』
杏「はい──」
そうしているうちに、四番隊が到着した。
隊「四番隊です!失礼します!」
いつのまにか、辺りには朝焼けの暖かい光がうっすらと被さっていた。
あわただしく動く四番隊隊員の足音が聞こえる。
卯「重傷者は応急措置をして、早く四番隊に!」
四番隊隊長の卯ノ花烈の声が響き渡る。
『卯ノ花、悪いな。こんな早朝から』
卯「何をおっしゃっているのです。怪我人の手当をするのが私たち四番隊の仕事。それにしても、皆さん酷くやられてしまっていますね」
『酒が入っていた上に、暗闇での襲撃。しかも、なかなかの相手だった。まだ、これで済んで良かった。』
隊「神影隊長!背中──」
放心状態になっている隊員たち。
『──おい、早く負傷者の確認と手当を急げ!』
隊「は、はい!」
隊「急げ!」
隊「灯りをつけろ!」
隊「四番隊に連絡を!」
隊「大丈夫?聞こえる?」
亜莉亜の声で我にかえった隊員たちが負傷者を最優先に動き出す。
拓「亜莉亜、怪我…」
『私はいい。大したことない。他の負傷者を頼む。』
拓「しょうがないなぁ。大人しくしててね?」
拓斗が他の負傷者の所に行ったのを感じ、亜莉亜は近くに倒れている杏樹のもとにかがみこんだ。
『杏樹、聞こえるか?』
杏「…っ…隊長…すみません、応戦もできなくて」
『いい、大丈夫だ。もうすぐ四番隊も着く。じっとしていろ。』
杏「はい──」
そうしているうちに、四番隊が到着した。
隊「四番隊です!失礼します!」
いつのまにか、辺りには朝焼けの暖かい光がうっすらと被さっていた。
あわただしく動く四番隊隊員の足音が聞こえる。
卯「重傷者は応急措置をして、早く四番隊に!」
四番隊隊長の卯ノ花烈の声が響き渡る。
『卯ノ花、悪いな。こんな早朝から』
卯「何をおっしゃっているのです。怪我人の手当をするのが私たち四番隊の仕事。それにしても、皆さん酷くやられてしまっていますね」
『酒が入っていた上に、暗闇での襲撃。しかも、なかなかの相手だった。まだ、これで済んで良かった。』
隊「神影隊長!背中──」