第十二話 ー宴ー
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喜助の顔を思い出しながら亜莉亜は口を開く。
拓「ま、用心に越したことはないし、お酒もしばらくはね」
杏「そ、ですか…」
『杏樹、大丈夫だ。毒といっても、残っているのはほんの少しだ。大したことじゃない』
杏「…無理しないでくださいね。」
『あぁ、ありがとう』
和やかな空気が流れていたその時。
パチン…
突然電気が切れ、辺りが闇に包まれた。
『何だ!』
隊「あ、灯りっ…っきゃあ!」
隊「うっ…」
『っどうした!──全員警戒態勢を!』
部屋に知らない霊圧をひとつ感じる。
拓「…」
拓斗がそっと刀を抜く音がする。
ビシャッ
杏「やっ…」
『杏樹!?』
何者かが凄い勢いで向かってくるのを感じ、亜莉亜が咄嗟に闇鬼を構える。
カキィィン
闇鬼が何者かの刃を捉えた。
拓「亜莉亜!!!」
『そこか!』
敵の居場所をつかんだ亜莉亜が刀を振るものの、敵に当たった感触はない。
『どいつもこいつも姿を隠したがる──ッ!?』
拓「誰だ!」
突然背中に走った痛みに、亜莉亜は声を失う。
ガッ…
バタッ…
拓「くそ…何も見えない」
『蒼火墜──』
シュッ…
亜莉亜が撃った蒼火墜により辺りが少しだけ明るくなり、それに気づいた敵が逃げる。
拓「ま、用心に越したことはないし、お酒もしばらくはね」
杏「そ、ですか…」
『杏樹、大丈夫だ。毒といっても、残っているのはほんの少しだ。大したことじゃない』
杏「…無理しないでくださいね。」
『あぁ、ありがとう』
和やかな空気が流れていたその時。
パチン…
突然電気が切れ、辺りが闇に包まれた。
『何だ!』
隊「あ、灯りっ…っきゃあ!」
隊「うっ…」
『っどうした!──全員警戒態勢を!』
部屋に知らない霊圧をひとつ感じる。
拓「…」
拓斗がそっと刀を抜く音がする。
ビシャッ
杏「やっ…」
『杏樹!?』
何者かが凄い勢いで向かってくるのを感じ、亜莉亜が咄嗟に闇鬼を構える。
カキィィン
闇鬼が何者かの刃を捉えた。
拓「亜莉亜!!!」
『そこか!』
敵の居場所をつかんだ亜莉亜が刀を振るものの、敵に当たった感触はない。
『どいつもこいつも姿を隠したがる──ッ!?』
拓「誰だ!」
突然背中に走った痛みに、亜莉亜は声を失う。
ガッ…
バタッ…
拓「くそ…何も見えない」
『蒼火墜──』
シュッ…
亜莉亜が撃った蒼火墜により辺りが少しだけ明るくなり、それに気づいた敵が逃げる。