『ここは──』
喜「浦原商店っスよ」
『だと思った』
一「亜莉亜！目が覚めたのか？」
『あぁ、迷惑をかけたな。井上が治療してくれたのか？』
一「あぁ、そうだ」
『そうか、助かった。礼を言わなければならないな。──しかし、おかしいな。あの程度で気を失うとは』
雨「十分、大怪我だったと思いますよ？」
『いや、大したことは無かったと思うんだが…』
喜「さすが亜莉亜サン、鋭いっすね。実は、亜莉亜サンを刺した斬魄刀には強い毒が塗ってあったようででして。井上サンも精一杯治療したみたいなんですけど、まだ完全には…」
『なるほど、な』
喜「ってことで、絶対安静っす！無理をすると、どうなってしまうか分かりませんからね。」
『……仕方がないな』
夜「おぉ。亜莉亜！目が覚めたんじゃな。体の具合はどうじゃ？」
織「亜莉亜さん！？もう大丈夫なんですか？」
『あぁ、大丈夫だ。…井上が治療してくれたそうだな、ありがとう。』
織「いえっ！あの…ちゃんと完治させられなくて。すみませんでした…」
『いや、気にするな。これだけ治っていれば十分だ。それより、無理をさせてしまっただろう？すまなかった』