夜「！？」
喜「！……」
一瞬言葉を失った二人だったが、すぐに夜一が口を開いた。
夜「何じゃ、水くさいことを言いおって。わしらは古い仲じゃろう？どんなときも一緒に戦うぞ？」
喜「そうっすよ。アタシだって亜莉亜サンを全力でサポートさせて頂きます。」
『……私だって簡単にやられるとは思わないが、もし行動不能になったときは、諸々の後始末を頼みたい。それだけだから、そんなに心配しないでくれ』
困り顔の亜莉亜の言葉に、二人は少しだけ安堵する。
夜「これはもうおぬしだけの問題とは言えん。現世組として、この空座町を守るのは当たり前じゃ」
喜「さっそく、黒崎さんたちにも連絡を取って、明日に備えましょう！遠慮なんて要らないっスよ」
亜莉亜が二人の目をしっかり見た。
『そう、か。──明日はよろしく頼む。』


それから、喜助から連絡を受け集まった、一護、雨竜、織姫、茶渡にも事情を話した。
明日を前に、万全の体制が整った、と思われた。