第七話 ー第二の事件ー
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『…あぁ』
その言葉を最後に、亜莉亜は一番隊隊舎を出た。
残された隊長たちの間には、沈黙が漂っていた。
拓「隊首会の話、本気?」
零番隊の隊舎に入るなり、隊員たちの視線が亜莉亜に注目する。
『本気でなければ、こんな決定はしない』
杏「危険ですよっ、一人でだなんて……!罠に決まってます!」
龍「なあ、お願いだから、誰か一人は一緒につれていってくれよ!」
怜「…」
仲間たちからの視線が痛い。
だが私の気は変わらない。
『現世に何かあればどうする?』
杏「…っでも!」
『大丈夫だ。伊達に零番隊隊長をやっている訳じゃない』
杏「…」
不満そうに杏樹は俯く。
拓「…あーあ、書類ダルいな~、さぼっちゃおうかな〜」
突然そう言った拓斗は、意味ありげな目で亜莉亜を見る。
拓「…ほら。俺たち頼りないよ?ちゃんと見張ってくれなきゃ。亜莉亜がいないと執務なんてすぐまわらなくなっちゃうね」
『──!』
亜莉亜はハッと目を見開き、その表情が和らぐ。
杏「ふ、副隊長!?」
『…いや、いいんだ。ありがとう拓斗。』
龍「……チッ!俺は認めねぇぞ」
怜「……同感だ。さすがにこれは認めることが出来ないな」
拓「まぁまぁ、二人ともそう怒るなって。──それで、いつ出発するつもり?」
『明日までに現世でやっておきたい事もある。準備ができ次第出るつもりだ』
拓「…分かった。」
その言葉を最後に、亜莉亜は一番隊隊舎を出た。
残された隊長たちの間には、沈黙が漂っていた。
拓「隊首会の話、本気?」
零番隊の隊舎に入るなり、隊員たちの視線が亜莉亜に注目する。
『本気でなければ、こんな決定はしない』
杏「危険ですよっ、一人でだなんて……!罠に決まってます!」
龍「なあ、お願いだから、誰か一人は一緒につれていってくれよ!」
怜「…」
仲間たちからの視線が痛い。
だが私の気は変わらない。
『現世に何かあればどうする?』
杏「…っでも!」
『大丈夫だ。伊達に零番隊隊長をやっている訳じゃない』
杏「…」
不満そうに杏樹は俯く。
拓「…あーあ、書類ダルいな~、さぼっちゃおうかな〜」
突然そう言った拓斗は、意味ありげな目で亜莉亜を見る。
拓「…ほら。俺たち頼りないよ?ちゃんと見張ってくれなきゃ。亜莉亜がいないと執務なんてすぐまわらなくなっちゃうね」
『──!』
亜莉亜はハッと目を見開き、その表情が和らぐ。
杏「ふ、副隊長!?」
『…いや、いいんだ。ありがとう拓斗。』
龍「……チッ!俺は認めねぇぞ」
怜「……同感だ。さすがにこれは認めることが出来ないな」
拓「まぁまぁ、二人ともそう怒るなって。──それで、いつ出発するつもり?」
『明日までに現世でやっておきたい事もある。準備ができ次第出るつもりだ』
拓「…分かった。」