後日談 ー余談ー
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杏「お茶、入りましたよ。」
華「どうぞ…」
杏樹と華恋が入れたてのお茶を配る。
ここは零番隊の一室。
庭の景色を見ながら、亜莉亜は愛刀の手入れをしている。
拓「亜莉亜って本当に、斬魄刀大事にしてるよね。」
『当然だろ?自分の魂の片割れだ。』
拓「そうだけど、そこまで毎日手入れする人も珍しいと思うな。」
『そうか?』
何気ない会話。
拓「体調は?」
さりげなく拓斗が尋ねる。
『うん、霊圧はかなり戻ってきてる。あと一息ってところだろうな。』
拓「いろいろと大変だったね」
杏樹たちが置いていったお茶を一口のみ、亜莉亜は口を開く。
『そうだな』
拓「本当は処分するって決めてたでしょ?」
拓斗は笑いながら言う。
『…できれば生かしたいとは思っていたが、王族の命令に逆らえば、失うものが、多すぎる』
拓「結局は逆らっちゃったね」
『あいつは、魅月は、自分の命を賭けて、本気でぶつかってきた。そんな姿を見ていたら…王族に従っていることが馬鹿馬鹿しくなって』
拓「ははっ…確かにね」
『おかげで、霊王にはこっぴどく叱られてしまったが。──次に逆らえば、全員処刑だと。』
拓「王族も意地っ張りだよね。もし本当に全員を処刑したら、自分達のパシリがいなくなっちゃうっていうのに…」
華「どうぞ…」
杏樹と華恋が入れたてのお茶を配る。
ここは零番隊の一室。
庭の景色を見ながら、亜莉亜は愛刀の手入れをしている。
拓「亜莉亜って本当に、斬魄刀大事にしてるよね。」
『当然だろ?自分の魂の片割れだ。』
拓「そうだけど、そこまで毎日手入れする人も珍しいと思うな。」
『そうか?』
何気ない会話。
拓「体調は?」
さりげなく拓斗が尋ねる。
『うん、霊圧はかなり戻ってきてる。あと一息ってところだろうな。』
拓「いろいろと大変だったね」
杏樹たちが置いていったお茶を一口のみ、亜莉亜は口を開く。
『そうだな』
拓「本当は処分するって決めてたでしょ?」
拓斗は笑いながら言う。
『…できれば生かしたいとは思っていたが、王族の命令に逆らえば、失うものが、多すぎる』
拓「結局は逆らっちゃったね」
『あいつは、魅月は、自分の命を賭けて、本気でぶつかってきた。そんな姿を見ていたら…王族に従っていることが馬鹿馬鹿しくなって』
拓「ははっ…確かにね」
『おかげで、霊王にはこっぴどく叱られてしまったが。──次に逆らえば、全員処刑だと。』
拓「王族も意地っ張りだよね。もし本当に全員を処刑したら、自分達のパシリがいなくなっちゃうっていうのに…」