第二十二話 ー哀しみー
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キィン…
シュッ…
辺りには激しく刀をぶつけ合う音が響いているが、それを全く気にかけず、魅月と亜莉亜は、お互い一心不乱に斬魄刀をぶつけていた。
『ここまで私に楯突くとはな』
薄く笑みを浮かべながら言葉を並べる亜莉亜だが、その額からは細く血が滴っている。
魅「無駄な話をしてる場合じゃないんじゃない?弱っちい零番隊隊長さんっ!」
魅月が刀を大きく一振りし、剣先から炎が吹き上がる。
『ッ…そっちこそ、片腕で何ができる?』
魅月の攻撃を軽く流す。
魅「馬鹿にしないでよ!あんたなんか、片腕で十分よっ」
『その“あんた”に片腕落とされたのはどこの誰だろうな』
魅「う、うるさい!!」
キィィン
『…っ』
魅月の全体重をのせた一撃に亜莉亜は一瞬だけ苦い表情を見せる。
魅「あんただって、似たようなもんじゃない?動きが鈍ってきてるわよ!ふふっ、天下の零番隊隊長が惨めなものね」
そう、亜莉亜も先ほどから続く全力の戦闘と、牢に閉じ込められたときの殺気石の影響で、体力と霊力、その両方を消耗させている。
『私をなめるなよ──闇鬼!』
ブォォ…
亜莉亜の周りから溢れでた漆黒が波のように揺れ、逆立ち、魅月に襲いかかる。
魅「っ…閻魔!」
ブワァァッ
真っ赤な焔と深い黒が勢いよくぶつかり、二人を包み込む。
シュッ…
辺りには激しく刀をぶつけ合う音が響いているが、それを全く気にかけず、魅月と亜莉亜は、お互い一心不乱に斬魄刀をぶつけていた。
『ここまで私に楯突くとはな』
薄く笑みを浮かべながら言葉を並べる亜莉亜だが、その額からは細く血が滴っている。
魅「無駄な話をしてる場合じゃないんじゃない?弱っちい零番隊隊長さんっ!」
魅月が刀を大きく一振りし、剣先から炎が吹き上がる。
『ッ…そっちこそ、片腕で何ができる?』
魅月の攻撃を軽く流す。
魅「馬鹿にしないでよ!あんたなんか、片腕で十分よっ」
『その“あんた”に片腕落とされたのはどこの誰だろうな』
魅「う、うるさい!!」
キィィン
『…っ』
魅月の全体重をのせた一撃に亜莉亜は一瞬だけ苦い表情を見せる。
魅「あんただって、似たようなもんじゃない?動きが鈍ってきてるわよ!ふふっ、天下の零番隊隊長が惨めなものね」
そう、亜莉亜も先ほどから続く全力の戦闘と、牢に閉じ込められたときの殺気石の影響で、体力と霊力、その両方を消耗させている。
『私をなめるなよ──闇鬼!』
ブォォ…
亜莉亜の周りから溢れでた漆黒が波のように揺れ、逆立ち、魅月に襲いかかる。
魅「っ…閻魔!」
ブワァァッ
真っ赤な焔と深い黒が勢いよくぶつかり、二人を包み込む。