乱「ですけど…亜莉亜隊長がそんなことをしたなんて、信じられません！」
冬「それは同感だ。いくらなんでも状況が整いすぎている。やっぱり、これも華紅彌の仕業なのか？」
普段よりも眉間のシワを深くして、考え込む冬獅郎。
乱「会いに行きませんか？神影隊長に。何か知っているかも。零番隊以外の隊長格なら面会できるんですよね」
冬「そうだな。アイツなら何か知っているだろう。」



魅「そう、米崎は始末しちゃったんだ。ま、下っぱだったし、別に計画に影響はないわね」
？「あと、そらのこともバレている。」
魅「なのに、そらは生かしてあるんだ。さすが甘ったるい零番隊。で、あんたはどう？」
？「大丈夫だ。感づかれてもいない。」
魅「そう、流石ね。じゃ、その調子でよろしくね」
？「また何かわかったら報告に来る」
シュッ…
江「魅月…」
魅「計画は必ず成功する。何の心配もいらないわ」
江「……」
魅「必ず成功させる。それで、私が王になるの。ふふっ、アハハハハッ」
江「……」
魅「何よ、どうかした？さっきから浮かない顔をして。不満でもあるの？」
江「なんでも、ない」
魅「ならいいわ。江恋、貴方も自分の使命を全うしてきなさい。」
江「………はい」
シュッ…


計画は始まった。

零番隊を倒す


そして私が世界の王として君臨する