第十六話 ー決意と思惑ー
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『そう思いたくはなかったがな。』
魅「貴方が案外簡単に捕まってくれたからよかったわ。もうちょっと抵抗すると思ったのに。」
『王族に逆らうことはできない。隊員たちのためにもな』
亜莉亜の言葉に、魅月の口角が少し上がった。
魅「隊員のため?甘いわね、甘すぎる。ふふっ、それが自分たちの滅亡を呼ぶとも知らずにねぇ…」
『簡単に零番隊を潰せると思うなよ?』
魅「あぁ、面白い。せいぜい牢の中でもがくといいわ」
魅月はその言葉を残し、牢の前から立ち去っていった。
『──馬鹿め。大人しく捕まっていると思うなよ』
少し離れたところにいる見張りの隊員に聞こえないよう、小さな声で呟く。
そう言った亜莉亜の表情には不敵な笑みが広がっていた。
乱「隊長…」
亜莉亜のことについて話があった隊首会のあと、冬獅郎と乱菊は十番隊隊舎に戻ってきていた。
乱「神影隊長のこと、本当なんでしょうか。」
冬「さぁな。だが、吉良や阿散井、更木と草鹿も見たって言ってんだ。少なくとも更木や草鹿が嘘をついていたり、誰かに脅されたとかいうことはあり得ない。」
魅「貴方が案外簡単に捕まってくれたからよかったわ。もうちょっと抵抗すると思ったのに。」
『王族に逆らうことはできない。隊員たちのためにもな』
亜莉亜の言葉に、魅月の口角が少し上がった。
魅「隊員のため?甘いわね、甘すぎる。ふふっ、それが自分たちの滅亡を呼ぶとも知らずにねぇ…」
『簡単に零番隊を潰せると思うなよ?』
魅「あぁ、面白い。せいぜい牢の中でもがくといいわ」
魅月はその言葉を残し、牢の前から立ち去っていった。
『──馬鹿め。大人しく捕まっていると思うなよ』
少し離れたところにいる見張りの隊員に聞こえないよう、小さな声で呟く。
そう言った亜莉亜の表情には不敵な笑みが広がっていた。
乱「隊長…」
亜莉亜のことについて話があった隊首会のあと、冬獅郎と乱菊は十番隊隊舎に戻ってきていた。
乱「神影隊長のこと、本当なんでしょうか。」
冬「さぁな。だが、吉良や阿散井、更木と草鹿も見たって言ってんだ。少なくとも更木や草鹿が嘘をついていたり、誰かに脅されたとかいうことはあり得ない。」