第十六話 ー決意と思惑ー
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怜「分かった。」
華「……」
隊「あの、米崎さんがいないみたいなんですけど……」
拓「今から話すよ。みんな、ちゃんと聞いておいてね。──怜」
怜「零番隊平隊員の米崎は、敵の間者であることが立証されたので始末した。」
拓「あ、思ってたより直球だね。」
隊「うそ…」
隊「立証されたって、どういうことですか?」
拓「うーん、零番隊の情報をすべて敵にまわしてたことが分かった、とか?」
隊「……じゃあ、隊長が拘束されてるのも」
拓「そう。あとさ、皆に言っておきたいことがある。」
ざわついていた空気が引き締まる。
拓「亜莉亜は、少し前から、誰が裏切り者かってことは知ってた。けど、何か行動を起こすまではって、野放しにしてたわけ。この意味分かるよね?亜莉亜はこの隊の人間を一人一人信じてる。だから俺達信頼に応えなきゃいけない。覚えといて。」
杏「本当は、この中にもう一人裏切り者がいるの。誰かは知ってる。でも、隊長が言ってたみたいに、私も信じたい。だから、だからもう、仲間を裏切るようなことはしないで…」
華「……」
隊「あの、米崎さんがいないみたいなんですけど……」
拓「今から話すよ。みんな、ちゃんと聞いておいてね。──怜」
怜「零番隊平隊員の米崎は、敵の間者であることが立証されたので始末した。」
拓「あ、思ってたより直球だね。」
隊「うそ…」
隊「立証されたって、どういうことですか?」
拓「うーん、零番隊の情報をすべて敵にまわしてたことが分かった、とか?」
隊「……じゃあ、隊長が拘束されてるのも」
拓「そう。あとさ、皆に言っておきたいことがある。」
ざわついていた空気が引き締まる。
拓「亜莉亜は、少し前から、誰が裏切り者かってことは知ってた。けど、何か行動を起こすまではって、野放しにしてたわけ。この意味分かるよね?亜莉亜はこの隊の人間を一人一人信じてる。だから俺達信頼に応えなきゃいけない。覚えといて。」
杏「本当は、この中にもう一人裏切り者がいるの。誰かは知ってる。でも、隊長が言ってたみたいに、私も信じたい。だから、だからもう、仲間を裏切るようなことはしないで…」