第十五話 ー拘束ー
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杏「龍が!?大丈夫でしょうか」
心配そうに首をかしげる。
『私も少し不安だ。……そろそろ様子を見に行くか。」
杏「………隊長」
席を立って、進みかけた私は杏樹に呼ばれて立ち止まった。
『何だ?』
杏「そらくんは本当に…」
『言うな、それ以上。──様子を見てくる。』
杏「あ…」
足早に隊首室を出る亜莉亜。
杏「私だって、信じたくないですよっ…」
コンコン…
隊「書類を持ってきました。失礼します──末倉三席!?どうかされましたか?あの…」
杏「いや、大丈夫!なんともないから…」
目に浮かべた涙を強引に拭き取り、無理に笑顔を作ってから、杏樹は部屋を飛び出していった。
華「あれ?隊長」
『修行は進んでいるか?』
華「えっと、あんまり分からないです」
龍「まだ自分ではよく分かんねえみたいで。うーん、はぁ…」
『お疲れ気味だな、龍。ところで、自分の始解は見せてやったのか?』
龍「え?俺の?」
『あぁそうだ。間近で他人の始解を見てみるのも、良い勉強になると思うが』
華「あのっ、四席、お願いしますっ!」
気合いを入れるために一つに縛った、華恋の長い髪が揺れる。
龍「俺ので良いなら…」
華恋の頼みに、しぶしぶと龍が準備を始める。
心配そうに首をかしげる。
『私も少し不安だ。……そろそろ様子を見に行くか。」
杏「………隊長」
席を立って、進みかけた私は杏樹に呼ばれて立ち止まった。
『何だ?』
杏「そらくんは本当に…」
『言うな、それ以上。──様子を見てくる。』
杏「あ…」
足早に隊首室を出る亜莉亜。
杏「私だって、信じたくないですよっ…」
コンコン…
隊「書類を持ってきました。失礼します──末倉三席!?どうかされましたか?あの…」
杏「いや、大丈夫!なんともないから…」
目に浮かべた涙を強引に拭き取り、無理に笑顔を作ってから、杏樹は部屋を飛び出していった。
華「あれ?隊長」
『修行は進んでいるか?』
華「えっと、あんまり分からないです」
龍「まだ自分ではよく分かんねえみたいで。うーん、はぁ…」
『お疲れ気味だな、龍。ところで、自分の始解は見せてやったのか?』
龍「え?俺の?」
『あぁそうだ。間近で他人の始解を見てみるのも、良い勉強になると思うが』
華「あのっ、四席、お願いしますっ!」
気合いを入れるために一つに縛った、華恋の長い髪が揺れる。
龍「俺ので良いなら…」
華恋の頼みに、しぶしぶと龍が準備を始める。