第十五話 ー拘束ー
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ただの書類を前に、亜莉亜は筆を止め、ボーッと考え事をしていた。
『……』
杏「…い……ょ」
『……』
杏「た……ちょ」
『……』
杏「隊長!」
『!…あぁ、杏樹か。傷はもう大丈夫か?』
杏「はい!それより、隊長こそ大丈夫ですか?なんか心ここにあらずって感じでしたけど」
『少し考え事をしていてな…』
杏「華紅彌隊長のことですか?」
控えめだが確信をつく杏樹なの質問。
『…まあ、な。はぁ──これからどういう手を使って仕掛けてくるのか…』
杏「早いとこ始末しちゃったらいいじゃないですか。」
『とは言ってもなぁ。あのタイミングで自分のことを明かしてきたということからみてみると、今、こちらから仕掛けても、相手の作戦のうちかもしれない…』
二人とも黙りこむ。
杏「──待つしかないんですね」
『もう少し情報が欲しいところだな。敵の戦力や、数も詳しくは分かっていない。』
杏「そうですよね。──そういえば、そらくんと華恋ちゃんはどうしたんですか?姿が見えない気がするんですけど」
『あいつらには修行をさせている。そらはともかく、華恋はまだ始解もできないから。龍に指導させている。』
『……』
杏「…い……ょ」
『……』
杏「た……ちょ」
『……』
杏「隊長!」
『!…あぁ、杏樹か。傷はもう大丈夫か?』
杏「はい!それより、隊長こそ大丈夫ですか?なんか心ここにあらずって感じでしたけど」
『少し考え事をしていてな…』
杏「華紅彌隊長のことですか?」
控えめだが確信をつく杏樹なの質問。
『…まあ、な。はぁ──これからどういう手を使って仕掛けてくるのか…』
杏「早いとこ始末しちゃったらいいじゃないですか。」
『とは言ってもなぁ。あのタイミングで自分のことを明かしてきたということからみてみると、今、こちらから仕掛けても、相手の作戦のうちかもしれない…』
二人とも黙りこむ。
杏「──待つしかないんですね」
『もう少し情報が欲しいところだな。敵の戦力や、数も詳しくは分かっていない。』
杏「そうですよね。──そういえば、そらくんと華恋ちゃんはどうしたんですか?姿が見えない気がするんですけど」
『あいつらには修行をさせている。そらはともかく、華恋はまだ始解もできないから。龍に指導させている。』