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らくがき




土方さんは、目を細めてあたしを睨み据えた。

「お前ぇは、暇じゃあねぇだろうが」
「え、ヒマですけど」
「大体、お前ぇがサンナンさんに付きっきりになっちまったら、俺の身の回りの世話は一体誰がするっていうんだ」

「あっはは」と、あたしは笑い声をあげた。
火鉢の上で、手の平と甲を交互にあぶりながら、あたしは言う。

「そうそう、おうと思てたんです。
あたし、サンナンさんの身の回りのお手伝いをすることにしたんで。
土方さんには、自分で出来ることは自分でやってらもらおうと思って。
あ、でも、お仕事は今まで通りさせてもらいます。
お手紙書くくらい、サンナンさんのお部屋でも出来ますし。
ほんなら、サンナンさんも安心でしょ?一人ぼっちにならへんから」

土方さんを見ると、恐ろしい形相でこちらを睨みつけていた。
何か気に障るようなことを言っただろうか………?


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