明けましておめでとうございます
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その声に反応して、新八さん、左之さんと車座に座ってこちらに背を向けていた平助くんが振り返った。
「えっっ、のぞみ?!!」
左之さんは、目尻を下げて笑みを浮かべる。
「ほらほら、ぼやっとしてねぇで、手伝ってやらねぇと」
長い脚で平助くんをまたいでこっちにやって来る。
「お前ぇは座ってな。
後は、俺たちが運んでやるから」
左之さんは、あたしの頬をぽんぽんと叩いて台所へ向かった。
「のぞみ~~!
すげぇ綺麗じゃ~~~ん!!」
平助くんがやってきて、あたしにおでこをくっつける。
そこを新八さんが後から頭をはたいた。
「ってぇ!!何すんだよ~お!」
「ほんま、何すんのよも~うっ」
おでこくっつけてる時に新八さんが叩いたもんだから、おでこ同士がぶつかって「ゴチン」と音を立てた。
「悪りぃ、悪りぃ!」
新八さんは言って、あたしのおでこに手の平をくっつけた。
平助くんは、自分でおでこをこすっている。
「ってぇな、もう!」
「お前が、俺ののぞみちゃんに手を出すからだ馬鹿!」
新八さんは、あたしの両肩をガシッとつかむと興奮気味に言った。
「いや~~!ほんと良く似合うなぁ!
俺の見立てが良かったんだな、うん!!」
「それ、新八っつぁんが見立てたやつじゃねぇじゃん」
横で平助くんが呟く。