明けましておめでとうございます
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「え?」
「いいな、山南さんの事は馬詰に任せてある。お前が心配する必要はない」
───ああ、そっち。
「そやけど、ご飯一緒に食べるくらいいいでしょ?
一人で食べるん寂しいですし」
「だったら、誰か女中と一緒に食えばいいだろう。
何と言ったか、親しくしてる娘がいたろうが」
「スエちゃんとリクちゃんです」
「そう。それだそれだ」
「でも、サンナンさんも寂しいでしょうし」
「サンナンさんには、馬詰がいるだろう」
「だって、馬詰さんて楽しいお話もしはりませんし。
第一空気みたいで、そこにいはんのかどうかも忘れてしまうこともあるくらいですよぅ?」
「誰も居ねぇよりはマシだろうが」
「……………」
まあ、とりあえず「はい」と言っておこう。
監視カメラがあるわけでなし、土方さんが大阪へ行ったあとは自由だ。
「とりあえず【はい】と言っておけばいい、などと思うなよ」
ギクッ───見破られている。
「俺は千里眼なんだからな」
「分かってます」
だったら、その【千里眼】をこちらの味方に付ければいい。
それだけのことだ!
「ゆめゆめ馬詰をテメェの味方に付けようなんざ考えるなよ。
ことと次第によっちゃあ、奴が詰め腹を切らされることになる。
それを肝に銘じおけ」
(バレバレやん!)