Silent Night, Holy Night
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本当だろうか?
幕府に都合が悪いから、そう洗脳されているのだろうか。
「まあいいさ。今日は、君の言うように単純に祭りを楽しむとしよう」
「じゃ、メリークリスマス」
「めりぃくりすます」
山南さんはぐいと盃を空けて、それをあたしに差し出した。
「なんだか、三三九度みたいだ」
ドキッとして、危うく盃を取り落としそうになる。
「す、すいません。あたしなんかで。ほんまは────」
「その話は無しにしよう」
「すいません」と、もう一度小さく言って、お酌を受けた。
「で、その祭りは何を楽しめばいいのかな」
「うーんと、なんやろ?
まあ、仲良い友だちと食べたり飲んだり?
とか、プレゼントを贈り合ったり!」
「【ぷれぜんとをおくりあう】?」
「はい、子どもはサンタさんからのプレゼント。
オトナは、友だちとか好いた人と贈りあったり」
また話が恋人同士の方へ向かいかけたので、慌てて軌道修正をはかる。
「ほんまはね、おまんじゅうと違て、サンナンさんに何か贈り物しようと思ったんですけど」
「私に?」
「ほら、匂い袋もらったお礼もあるし、なんかお返ししたいなぁて思って」
なのに、───
【君なんかに何か貰っても嬉しくないと思うけど】
総司の奴。