始まった日々
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皆がやってきたので、あたしは部屋に戻ることにした。
裸の男性に囲まれるのも、どこか気恥ずかしいし。
「のぞみ、おはよ!」
平助くんがお日様みたいな笑顔でやってくる。
「あ、おはよう!」
「それ、おマサさんに借りてるのか?よく似合ってるじゃん」
「うん、そうなんやけど、みんなに【袖が短い】言われるねん」
平助くんは、一歩下がってあたしを上から下まで見ると苦笑した。
「うん、短いな」
そして、同じように付け加える。
「けど、のぞみは丈が高いから仕様がないよ」
「あのさ、」
「うん?」
「あたし、そんな背ぇ高いのん?」
「うん、高いほうだと思うけど」
あたしはじっと平助くんを見た。
「ま、まあ俺はさ、小兵だけどさ。
けど、のぞみが大きいから俺が小さく見えるってのもあると思うぜ」
はは、と平助くんは笑う。
確かに、平助くんとは視線が同じくらいだ。
(江戸時代の平均身長ってどのくらい?)
そう思いながら井戸の方を振り返る。
土方さんはうちのお父さんと同じくらいだから、170センチを切るくらいだろう。