ただいま
夢小説設定
名前変更名前の変更ができます。
※苗字は固定となっています。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
先を歩いていく総司くんの後に続く。
その時、玄関の方で複数人の男の声が聞こえた。
明らかに酔っているような笑い声だ。
「ご帰還だ」
「──え?」
「芹沢たち」
あたしは振り返ったが、ここからは死角になっていて玄関は見えなかった。
「お梅さんのことは聞いた?」
確か、土方さんが【芹沢たちもお梅を囲ってんだ】って言ってたあのお梅さん?
「ううん、聞いてへん。芹沢さんが囲ったはるって人?」
「うん、そうなんだけど、そもそもは呉服屋の旦那のお妾さんでね」
「ふうん、」
「ある日、芹沢に借金を取り立てに来て、手籠めにされちゃったのさ」
「────えっ!!」
総司くんはくるりと振り返るとにっこり笑った。
「だから、君も十分に気をつけるんだよ」
(うっそーーーーー!)
(そんな強姦魔が一つ屋根の下にぃーーーー!?)
「のぞみ君、部屋についたよ?」
真っ暗な部屋の前でそう言われて、あたしははっと我に返った。
「あの、」
「うん?」
「明かり、ってどうやってつけるんでしょう?」