いきはよいよい
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「入りますよー」
返事を待たずに、あたしは障子を開けた。
「もう~、なんなんです?
コイみたいに呼ばんといてくださいって、言うたやないですかぁ」
「一体いつまで待たせる気だ。
膳を下げたら、さっさと戻って来ねぇか、馬鹿野郎」
「もうぅ~」と言いながら、土方さんの背後に立って肩を揉んだ。
「わぁ、めっちゃ凝ってますねぇ」
だが、もちろん返事は返ってこない。
「ここ、ほら」
固く凝り固まっているところを、親指でぐりぐりと押した。
「気持ちいいでしょ、ここ」
すると、意外な返事が返ってきた。
「サンナンさんと一緒に居たのか?」
「へ?………あ、はい」
何となく非難されたように聞こえたのは気のせいだろうか。
「もう一回、お礼言(ゆ)いに行ってたんです」
「【もういい】と言わなかったか」
「へ?」
「【一度礼を言ったなら、もう言わなくていい】と言っただろうが」
(………、なんなん、もうう~~)
「そんなん、あたしの勝手でしょ?それに、お酒持って行くついでやったし」
「酒を運ばされてんのか?」
あたしは、ぎゅううぅぅっと肩をつかんだ。
「リクちゃんらに頼んだはったんですけど、【あたしが持って行く】て言うたんです!あきませんか!?」
「駄目だ」