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なんと答えるべきなんだろう。
考えている間に、土方さんが打ち切った。
「言いたくねぇなら、言わなくてもいい。だが──」
何か言いかけたが、土方さんはそのまま押し黙った。
もう一度切り出した言葉は、先ほど言おうとしたこととは違うような気がした。
「だが、あの面妖なもんは、あんまり人に見せびらかすな」
「──あ、はい」
「それから、俺の仲間は心配ねぇが、芹沢たちには気をつけろ」
「芹沢?」
「とにかく、一緒に飯を食う連中以外は注意しろ。
俺も、四六時中お前ぇを見張ってやれるほど暇じゃねぇんでな」
よく分からないが、とりあえず返事した。
「──はい、気を付けます」
「まぁ、いつも仲間の誰かと一緒にいることだ。
皆、腕の立つ連中だから」
思わず、「平助くんも?」そう訊いてしまった。
「平助が聞いたら、がっくりくるぞ」
土方さんは小さく笑った。