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「総司、そういう話をするなよ!そこが嫌で抜け出してきたんだろう!?」
総司くんは肩を竦めた。
「ええねん、平ちゃん」
そのことで喧嘩されるのは気が引ける。
「のぞみ、先に土方さんに礼を言いに行ってこいよ。そのあとで俺たちと飲もうぜ」
左之さんが上手い口実を作ってくれたので、あたしは「ほんなら、」と立ち上がった。
「俺が連れてってやるよ」
平助くんがあたしのカゴバッグを手に、先に立って歩き出した。
「ありがとう」
平助くんの背中に言うと、振り返って「いいって、」と笑った。
「ちなみに今飲んでるのは、左之さんと新八っつぁんの部屋ね。
襖で仕切れるようになってっけど、だいたい開けっ放しでああやって皆で飲んだりしてることが多いかな」
そういえば、平助くんは今夜から一くんと二人部屋になるんだった。
「ごめんな、部屋横取りしてしもて……」
「気にすんなって。一くんは静かだし、俺は全っ然気にならないから」
(一くんはどう思てるか知らんけど……)
あたしは心の中で苦笑した。
「総司はおしゃべりだから、うるさいけどさ」
「──総司、って呼び捨ててるってことは年下なん?」