恋敵手(ライバル)現る!?
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土方さんの部屋を出て、左之さんたちの部屋に向かった。
左之さんと新八さんはすでに食事を終えていて、お酒を飲んでいた。
総司くんは、ちまちまと魚をつついている。
「よう、のぞみ。綺麗な晴着を買ってもらったそうじゃねぇか。楽しみだな」
左之さんは目尻を下げた顔がとても色っぽい。
「あ、左之さんありがとうございます!
みんなでお金出してくれはったんでしょ?」
「私もほんの少しですが、協力させて頂きました」
源さんが、恐縮して肩をすくめた。
「源さんもですか?すいません、あたしなんかのために!」
「ほんと、なんで君なんかのために晴着のお金を出さなきゃいけないのか、さっぱり分からないよ。ほんと、馬鹿馬鹿しい」
憎ったらしい言い方の総司くんをにらみつける。
「こっちも総司くんなんかにお金出していらんし。
後々しつこく偉そうにされたらかなんしな!」
総司くんはニンマリと笑う。
「じゃ、ご期待にそえるように偉そうにするよ」
「────あ、出してくれたんや?へーえ、ええとこあるやん」
あたしはニヤニヤと総司くんを見た。
「何だよ、気持ち悪いな」
あたしの反応が面白くないのか、総司くんはムスッとする。
いちいち大人気ないやっちゃ。
「のぞみ、土方さんに例の物、渡したのか?」
平助くんが杯を口につけながら訊いてきた。