恋敵手(ライバル)現る!?
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「は、───っくしゅんっ!!」
立て続けに二回クシャミをして、あたしは鼻の下を擦った。
「もうー、誰かあたしの悪口言うてんな。きっと、土方さんやろ」
「総司かもしんねぇぜぇ?」
可笑しそうに平助くんが笑う。
「あのさ、ちょっと町まで出ないか」
新八さんも「うん、うん」とうなずいている。
「三人で?」
「おう、俺たちが一緒なら土方さんも文句は言わねぇさ」
確かに。
あたしは後片付けを済ませると、パンと袴をはたいて立ち上がった。
なんだろう、甘い物でも食べに連れてってくれるのかな?
「寒いといけないから、これを着ていきなよ」
平助くんが羽織を肩にかけてくれる。
「そやけど、平ちゃんが寒いんちゃう?」
「俺は男だからへっちゃらだよ」
にっこりと笑うその頬を両手で包み込んだ。
ほんま、可愛い。
(あたしは、やっぱり平ちゃんが一番好きやな!)
「チュウしてもいい、平ちゃん?」
「────は?」
「ちゅうううう…………」
頬に唇を寄せる。
あと少しというところで、襟首を掴まれた。
「こら、何やってんだ。行くぞ!!」
もう新八さん、ほんま気ぃきかへんな。