ただいま
夢小説設定
名前変更名前の変更ができます。
※苗字は固定となっています。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
新八さんに【豪勢な風呂だぜ】と言われて、少しの期待を持ってやってきたけれど、
「そら、そうやんな……」
五右衛門風呂だった。
それに、シャンプー/トリートメントなるものももちろん無い。
しかし、この際贅沢など言っていられない。
湯舟のお湯をざばざば使って頭を洗ってスッキリ。
さあ、浸かろうと思って冷や汗をかいた。
(しもた……)
お湯が半分以下に減っている。
「ま、まあ、夏やし。浸からんでもええか……」
「お湯加減どうどすぅ?」
窓の外から女性の声がかかった。
「あ、い、いいです!もう上がりますんで」
言ったものの、このお湯の量はやばい。
窓が高い位置にあるので、あたしは仕方なく湯船のへりに足をかけた。
「あのー、」
窓から顔を覗かせると、ぎょっとしたように女性が上を向いた。
「お湯を使いすぎてしもたみたいで……」
「へぇ、……」
意を解せないように、女性はあいまいに返事した。
「お湯が半分も残ってないんです……」