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「はぁ?」
「ようするに、【徳川と外国】じゃなく【日本と外国】っていう付き合い方です。
世界はひとつ、人類はみな兄弟です」
「なんだぁ、そりゃあ」
「ようするに、【外国と仲良くしてお互いに良くしていこう】ってことですよ。
そやから、国内も仲良うせな。
おんなじ日本人同士で喧嘩しててどうすんのよ。なぁ、左之さん」
「日本人同士、ねぇ。時々面白ぇこというな、お前は」
左之さんがあたしの肩を抱いてきた。
「そやから、長州とも仲良うやってくださいね?日本人同士として」
左之さんの肩に頭をもたせ掛ける。
「俺は仲良くしてやってもいいけどよぅ。あっちがあんな態度じゃあなぁ」
確かに───。
「長州にはそういうこと客観的に考えられる人いないんですかね?」
「いねぇんじゃねぇの?だから馬鹿なのさ、連中は」
「まったく、あたしが乗り込んで一喝してやりましょうかね?」
冗談で言うと、左之さんはあたしの肩を強く揺すった。
「馬鹿な事言い出すんなねぇよ!」
「じょ、冗談ですって」
「───ったく、お前はどこか危なっかしいんだよ。
あいつらに捕まってみろ、寄ってたかって犯された末に切り刻まれるのがオチだぜ」
左之さんの声色にあたしは態度を改めた。
「すいません、真面目に。
ちゃんとしときます。一人でふらふら出ていったりしません」
「頼むぜ、本当によう………」