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「っていうか、それだったら俺たちにも責任あんじゃね?
俺と総司で土方さんに謝ってやるよ。なぁ、総司」
「だったらよう、のぞみちゃん。家を借りてやろうか?」
「───家、ですか?」
胡坐をかいた両膝を手でつかんで身体を前のめりにしている新八さんに向かって言った。
「おうよ、捨てる神あれば拾う神ありって言うじゃねぇか。
土方さんがお前を捨てるって言うなら、この永倉新八様が拾ってやらぁな!」
新八さんは自分の胸をどんと叩いた。
「なんで新八っつぁんが家を借りてやるんだよう!
それだったらさ、俺が借りてやるよ。俺と一緒に住んだらいいじゃん!」
「───え、平ちゃんと?二人で?」
「うん!」
「ええーっ、」
「何だよぅ、【ええー】ってさぁ」
平助くんは唇を尖らせた。
「だってさ、あたしお料理できひんもん」
「そうそう、のぞみ君は、下男下女がたくさんいるお金持ちと一緒になりたいんだったよね」
総司くんがケラケラと笑う。
「それにさ、ここを出たら余計に危ないんじゃない?」
「そりゃどういう意味だ、総司!」
「だって、そうだろ?
ここは腕の立つ奴も多いから、襲撃ったってそう簡単には出来っこない」
「ここを出りゃ、丸腰同然ってことか」
新八さんは顔をしかめて腕を組んだ。
「そういうこと。奴らに踏み込まれて皆殺し。
もちろん、君には強姦っていうオマケがつくだろうね」
総司くんは苦笑いを浮かべる。
平助くんは、「確かに」と眉を下げた。