眠れぬ夜
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「しかし、さっき確かにのぞみちゃんが叫んだんだぜ?」
新八さんが納得いかない様子で近藤さんに詰め寄る。
近藤さんは肩越しに振り向くと、
「いやはや、邪魔をして悪かったな」
そう言って、新八さんを押し戻す。
その近藤さんの腕の下を、小柄な平助くんがすり抜けてきた。
「のぞみ、こんなとこで何やってんだよ。
なんで土方さんの部屋になんかいるんだよぅ」
平助くんは不満そうに言う。
「だって、あんなことがあったばっかりやのに………。
怖いやん………、一人で寝んのん」
あたしは、何故ここにいたのかということを説明した。
「それで、トシの部屋に来たのかい?」
近藤さんは意味ありげな表情で見る。
「なんだよぉ、俺の部屋にくればいいのにさぁ~」
平助くんが唇を尖らせた。
「平助のとこに行ったら操が危ない、って思ったんだろうよ」
左之さんが苦笑する。
「ところでさぁ、」総司くんが不機嫌そうに言った。
「さっきの叫び声はなんだったの?」
「おお、そうだ、そうだ。
また賊でも入ったのかとびっくりしたぞ」
そういえば、さっき抱きついてきた男はどこへ消えたのだろう。