眠れぬ夜
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(──────っ、)
耳元に熱い息を感じて、あたしは身体を強ばらせた。
(………お、お、お、押し込み!?)
背中にぴったりと身体をくっつけてくる。
(ま、マジで!?)
(てか、土方さん、早よ助けてよ!!)
あたしが、何のためにここにいると思っているのだ。
まったく役に立たないったらありゃしない!
男の腕が背後から前に回ってきた。
(ちょーーーーーーっ!!)
殺されるもの嫌だけど、辱めを受けるのはもっと───
「いやぁぁぁぁあああああーーーーーっっっ!!!」
「馬鹿、───」
土方さんの声が聞こえて、手で口をふさがれた。
(───は?)
そこにいるのに、なぜ助けてくれなかったのか、それとも助けてくれてこうなっているのか───。
パニクってると、
ドタドタドタッ──縁側に複数の足音が響いて、
ピシッ、と障子を乱暴に開ける音がする。
「居ねぇぞっ!」
新八さんの声だ。
(ここーーーっ!!)
(ここにいますーーーーー!!!)
「どけ、総司!!」
またも新八さんの声がして、足音が近づいた。
(ここーーーーーっっ!!)