賽は投げられた
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「………、一緒に寝てたから?」
「あ、そうか」
───と、納得してる場合ではない。
「そんなん、テロやん!」
「てろ?」
総司くんと楠くんは、あたしを挟んで顔を見合わせ、互いに小首をかしげている。
「う~~~~~~、なんていうか、自分の主張を通すために関係のない人を大量に殺すこと、かな?
言うこと聞かへんのやったら、いっぱい殺したるーーっ、みたいな」
「それって、まさに長州がやってることだよね!」
「う~~~、テロリスト集団め。あ~~、気持ち悪い~~~~!」
「大丈夫?」
総司くんは、苦笑しながら背中をさすってくれる。
「芹沢さん、酒乱やったけど、普段はええ人やったのになぁ。
なんか、さびしなるなぁ………」
お梅さんも見た目と違って、結構気さくで姉御肌な人だった。
(さみし………、)
「何故、長州の仕業だと分かったのです?」
楠くんが訊いた。
「言葉さ、奴等って言葉に訛りがあるだろう?」
「────ですけど、そんなすぐに犯人と分かるようなことをするでしょうか?」
「………、テロってさぁ、大抵、【自分たちがやりました】みたいな犯行声明を出すねん。
そやから、そういうことなんちゃう?」
「わざわざお国言葉を使って、自分たちが長州だと分からせる?」
「そうそう、」