家へ帰ろう
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また部屋へと戻され、着物を着るように言いつけられた。
ワンピースを脱いで、襦袢、着物と着重ねる。
袴と自分の足元を見比べて、あることをひらめく。
袴をはきやすいように作ってあるのか、丈はちょうどひざ下くらいだ。
そっと障子を開けると、【土方さん】の背中が目の前にあった。
「あの……」
声をかけると、【土方さん】が振り向いた。
「袴なんですけど、」
「ああ、はかせてやるよ」
「あ、そうじゃなくて、このままやったら、あきませんか?」
【土方さん】は、あからさまに顔をしかめる。
「ガキじゃねえんだ。脚が見えすぎだろう」
そうかなあ、と自分の足元を見下ろす。
「俺も暇じゃねぇんだ。ごちゃごちゃ言ってねぇで、さっさとはきやがれ」
結局、あたしは昨日みたいに、また袴をはかせてもらった。
メンバーのみんなと一緒に朝食の席に着かせてもらう。
ご丁寧にもテーブルではなく、
(まあ、お約束と言えばお約束なんやろけど……)
【お膳】が人数分並べられている。
雛人形に飾るようなやつだ。