The Show Must Go On
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「そんな事言う新八っつぁんが一番怪しいけどね」
【ヘースケ】が横槍を入れた。
そして、みんなが 【土方さん】を見る。
「近藤さんの部屋でいいだろう。たぶん、今夜は戻らねぇんだろうしな」
「よし、そうと決まれば飲み直そうぜ。のぞみちゃん、あんた飲めるくちか?」
長身の彼が笑みを浮かべる。
笑うと目尻が下がって甘い顔になるのが素敵だ。
「あ、はい……あ、でもまだ未成年ですけど……」
「いくつなんだ?」
「18です」
「だったら問題ねぇだろ。ほら、」
あたしに湯飲みを突き出す。
──まあ、いいか。
あたしは湯飲みを受け取る。
そこに、半分ほどお酒が注がれた。
「よーし、乾杯だ!」
【ヘースケ】が自分の湯飲みを掲げた。
「いただきます」
喉が焼けるような感覚に、あたしは思わず顔をしかめた。
「のぞみにはキツかったか?」
【ヘースケ】が笑いながら顔を覗き込んだ。
そして、そこにいた面々を紹介してくれる。
「左之さん、」
長身の彼を指して言う。
「それから、新八っつぁん」
がっしりした彼が、杯を持ち上げた。
「それから、総司と土方さんね」
ここまで連れてきてくれた二人。
しかし、あたしの記憶では、沖田総司はこんな髪型じゃなかった気がする。
(やっぱり新選組とは違うんかな……)
(帰ったら、友達にきいてみよ……)
「井上源三郎と申します。皆からは【源さん】と呼ばれていますので、そう呼んでんもらって結構です」
年かさの男性が頭を下げた。
「ほらほら、どんどん飲みなよ」
【ヘースケ】がそう言ってどんどん注いでくるものだから、──