スパイ大作戦
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「んだよ、見るなよ。恥ずかしいだろう?」
「平ちゃん、めっちゃええ身体してるやん!
腹筋めっちゃ引き締まってるし!!」
「あのなぁ、お前、女子なんだからさ。……ええ身体してるとか言うなって」
「ええやん、もっとよう見せて?」
襟に手を掛ける。
着物というのは、男にとっても女にとっても脱がせるには都合がいい。
「やめろってば、」
「ええやん、減るもんやないんやし」
「やめろってぇ」
平助くんは、身体をねじったが大した抵抗にはなっていない。
「脱いだら?」
あたしは、平助くんの着物を引っ張った。
「やぁめろって、くすぐった───」
「お楽しみのところ申し訳ないんだけどさぁっ」
総司くんの大声に、あたしたちは同時にビクッと肩を揺らした。
そろりと振り返ると、何やら恐ろしい顔をして真後ろに立っていた。
「んだよ、足音忍ばせて近付いてくるなよ。
びっくりするじゃねぇか」
「別に、僕は普通に歩いてきたけど」
「総司くんも一緒に入り?気持ちええで」
「そうそう!ちょっと狭いけど、総司も入れよ」
総司くんは、明らかに呆れ顔だ。
「何をやってるのかと思えば……」
「足、水につけてんねん」
「そうじゃなくて、その格好」
「だって、暑いねんもん。なあ、平ちゃん」
「そ、そうだよ。
暑くて着物なんか、着てられっかってな!」
「平助はともかく。
のぞみ君は、着物をちゃんと着なよ。見苦しいだろう?」