The Show Must Go On
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(夜中?)
友人たちとはぐれたのは、そんなに遅い時間じゃなかったはずだ。
(歩きで帰るわけじゃあるまいし)
(いや待て、そこまで徹底してるコスプレ組なのか……)
しかし、一応家に帰してくれる雰囲気ではある。
それなら、
(タクシー呼んでくれへんかな、)
この時間、車なら20分足らずで着けるはず。
だが、イケメンは真面目な顔をして【土方さん】に言った。
「明日にした方がいいんじゃねぇか、土方さん」
「そうそう、日が昇ってからの方が安全だよ」
【ヘースケ】の言葉に更にガックリくる。
(そやからさ、駅まで送ってくれたらええんやってば!)
それにしても、今は何時なんだろう。
おこづかいをセーブするためにも、できれば電車で帰りたい。
(……時計、)
目だけで部屋の中を見渡すが、時計が見当たらない。
時代を感じさせる室内の雰囲気を壊さないように、あえて置いてないのかもしれない。
(──そうや!)
そもそも、ここへは電話を借りるつもりでやって来たのだ。
家に電話して、お母さんに車で迎えに来てもらおう。