今夜は無礼講!
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「──あ、土方さん」
「袴を脱がしてやった方がいいな」
土方はそう言って二人の間に割って入ると、さっさと袴を脱がせ帯を緩めた。
藤堂が斎藤を睨みつけている。
「──な、なんだ」
「だからさぁ、さっさとやっちまえば良かったんだろぅ?」
「何をやっちまうんだ」
土方が振り返る。
「俺が袴を脱がせて帯を緩めてやろうとしたら、一くんに駄目だって止められたんだよぅ」
「しかし、のぞみは女子だぞ」
土方は、目許を緩める。
斎藤の肩をぽんぽんと叩いた。
「今後とも、こいつのことを頼んだぞ、斎藤」
(また、何かあったら俺が泥をかぶるのか……)
そうは思ったものの、斎藤は「承知」と言っていた。
今夜は無礼講!/終