今夜は無礼講!
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藤堂と斎藤は、困り顔でのぞみを見下ろしていた。
意を決してかがみ込んだ藤堂に斎藤が切羽詰まった声色で言う。
「へ、平助!……何を!?」
「何って、このままじゃ寝苦しいだろう?」
藤堂は、のぞみの袴の紐に手をかける。
「おい、」
「なんだよう?」
「かっ、仮にも、のぞみは女子だぞ!」
藤堂はにんまりと笑む。
「仕方ねぇじゃん。
袴ぬがして、帯も緩めてやらねーとなっ」
藤堂はのぞみの頬をぴたぴたと叩いた。
「だから、ここに残って、俺と一晩褥を共にしようぜって言ったのにさぁ」
「──な、……お主らいつからそのような関係だったのだ」
「馬鹿だな、一くん。
そういう関係になりてーから、誘ったんじゃねぇか」
藤堂は、しゅる、と袴の紐を解いた。
ぷーぅっ
藤堂は手を止めて、
「一くん、屁をひるなよ」
「──な、お、俺じゃない!」
「一くんじゃなきゃ、いったい誰なんだよ」
二人は顔を見合わせる。放屁したのが誰なのかは明白だった。
だが、──
「──す、すまぬ。やはり、俺だった」
斎藤が泥をかぶった。
そこへ──
「どんな様子だ」
土方が戻ってきた。