今夜は無礼講!
夢小説設定
名前変更名前の変更ができます。
※苗字は固定となっています。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ちょ──、冗談きついです芹沢さん」
まずは芹沢を制してから、こちらを睨んでいる遊女に向かって、
「ちゃいます、ちゃいます」
あたしは手を振った。
「なんだ、土方の女じゃねぇのか」
「当たり前やないですか、何言い出すんです芹沢さん。
あー、びっくりした」
「俺もたまげたぜ」
新八さんが息を吐く。
「なんでたまげるんです、そんなことあるわけないやないですか!」
「──だな、」
新八さんが「がはは」と笑う。
「第一、年が離れすぎですよ。左之さんくらいが限界」
「おい、のぞみちゃん、俺はどうなんだよ。
この男永倉新八っつぁんはよぅ」
あたしは、目を細めて新八さんを見た。
「ビミョー、って感じ」
「微妙ってなんだよ、微妙って!
言っておくが、山崎は俺より上だぞ」
「──あ、じゃあ、山崎さんは特例で良しとします」
「ちっ、なんだよ、それぇ」
「ええやないですか、新八さんには、今綺麗なおねえさんが隣にいはるんやから」
「それとこれとは話が別だろうよ」
あたしたちの声が大きいせいか、広間のあちこちも段々と話し声が大きくなってくる。
「山崎さん、どこにいはりますかねー」
あたしは伸びあがってみるけど、山崎さんは見つけられなかった。
「おい、座ってろ!」