今夜は無礼講!
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「えーと、今日は【留守番しとけ】って言われちゃったので……」
「ふうん、そりゃ可哀想にな」
「まあ、近藤さんがいはるんで……」
芹沢は、ちょっと小首をかしげるようにして言った。
「じゃあ、俺が連れてってやるとするか」
「──え、」
「ほら、来い」
ぐい、とあたしの手首を引く。
「いや、でも……。こ、近藤さぁ~~~ん!」
すぐにゴリラのような足音が近づいて来て、あたしは一安心した。
ところが、
「あ、これは芹沢先生」
近藤さんは照れ臭そうに頭を掻いた。
「のぞみ君、大きな声を出して、一体どうしたのかね」
(──は?)
「この子が土方君に留守番を命じられたと言うので、【では、拙者が連れて行ってやろう】と誘ったところですよ」
「そ、そうでしたか」
近藤さんは苦笑いを浮かべる。
(わろてんと、さっさと助けんかィ!)
「ほれ、近藤先生の許可も得たぞ。さあ、ついて参れ」
(こ、近藤さぁ~~~~~んっ!!)
あたしは必死で目で訴えるけど、近藤さんは【行ってこい】とばかりに「しっし、」と野良猫を追い払うジェスチャー。