今夜は無礼講!
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「次いで新八、斎藤」
「──え、一くんが!?」
(しゃべりの切り返しはさっぱりやのになぁ……)
「人間、見かけによらないんですね……。
ほんで、平ちゃんは何番目くらいなん?」
あたしはにっこり笑って平助くんを見た。
「俺だって、一くんの次くらいにはいるはずだぜ」
さっきの平助くんを思い出して、
「あ、そっか。さっきも、めっちゃ強かったもんなぁ!
平ちゃん、美少年やし強いし、あともうちょっと背ぇ高かったらカンペキやったのになぁ」
平助くんが絶句して肩を落としたので、
「うそうそ、まだまだ伸びるって、まだ若いんやし。お肉いっぱい食べや」
平助くんを揺すった。
「いいよ、慰めてくれなくったって……。俺、先に戻っとくわ」
平助くんがのっそりと立ち上がる。
「──あ、あたしも!」
立ち上がって、平助くんの両肩に手をのせる。
ちょうど【電車ごっこ】みたいに。
すると、平助くんの機嫌はたちまち良くなった。
「なんだよ、やっぱり俺といちゃつきたいんだろぉ?
しゃーねーな、のぞみはぁ」
左之さんに手を振って、あたしたちは道場を後にした。
今夜は無礼講!<1>/終