今夜は無礼講!
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あたしはニコニコ顔で、平助くんの顔を覗き込んだ。
「平ちゃん、めっちゃ強いやん!」
「えへへ、」
平助くんが頬を緩める。
こういう時、普段から少年のような顔付きがより幼くなって、すごく可愛らしい。
何度も言うが、ほんと【美少年】なのだ。
(もうちょっと背ぇ高かったらカンペキやのに)
あたしは胸の中で苦笑する。
「ほんで、平ちゃんも今日は飲みに行くん?」
そう言うと平助くんは、その整った顔を引きつらせた。
「飲みにってわけじゃないぜ。
なんか、話があるらしいんだよ全員を集めて。なぁ、左之さん?」
「らしいな、」
左之さんは小さく笑った。
「そうなんですか……」
「そうそう」
平助くんは、うんうんとうなずく。
「わざわざ島原で?」
平助くんがチラリと左之さんに視線を送り、援護射撃を要請する。
「なんでも、芹沢たちのことで色々あったらしい。
で、とあるご家中がこっちに頼み事があって【奢ってやるから頼むよ】ってな事になったらしい」
「ふうん、……。
てか、それ、立場的にはこっちがお願いする方じゃないんですか、【いっつもご迷惑かけてすいません】的な」
「それが、今回はそうでもらいらしい」
「そうそう、だからさぁ、仕方ないんだよな。
俺だって、ほんとはのぞみと飲んでた方が楽しいんだけどさ」